特許
J-GLOBAL ID:200903031815099999

溝形部材のロール成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 暁夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-360256
公開番号(公開出願番号):特開平11-188426
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】鋼板を素材としてロール成形法で溝形部材を製造するにおいて、送り方向終端部がスプリングバックによって広がり変形することを抑制して、加工精度を向上させる。【手段】素材板Sのうち加工ロール対R1,R2,R3への送り方向に向かって終端部S1で且つ折目線15に沿った部位に、折目線15に近接して沿って延びるスリット16を形成する。スリット16の個所で曲げ強度が低下するため、素材板Sの終端部S1が最終段の加工ロール対R3によって塑性変形させられる度合いが強化され、このため、素材板Sが最終段の加工ロール対R3を抜け出てもスプリングバックは殆ど生じない。その結果、加工精度が向上する。
請求項(抜粋):
帯板状の金属素材板を、並列状に配置した複数のロール対の間に順次通して折目線に沿って曲げ加工することにより、少なくとも一つの屈曲部を備えた溝形部材に成形する方法であって、前記素材板のうちロール対への送り方向に向かった終端部で且つ折目線に沿った部位に、前記折目線に沿って延びるスリットや折目線に沿って点在する小穴のような曲げ強度低下部を予め形成しておいてから、この素材板を前記複数のロール対に通すことを特徴とする溝形部材のロール成形方法。
IPC (2件):
B21D 5/08 ,  B21C 37/00
FI (2件):
B21D 5/08 P ,  B21C 37/00 A
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭57-044420

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