特許
J-GLOBAL ID:200903031823503030

出力電流制限回路及び出力電流制限回路における出力電流調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-063936
公開番号(公開出願番号):特開平9-233690
出願日: 1996年02月27日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 調整後の出力電流の制限が精度良く行われ、再現性、信頼性の高い出力制限回路を提供する。【解決手段】 電流検出用トランジスタ2には、出力トランジスタ1の出力電流に対応した比較的小さな電流が流れるようになっており、この電流検出用トランジスタ2に所定値以上の電流が流れた場合、すなわち、出力トランジスタ1に予め定めた値を越える電流が流れると、電流検出用トランジスタ2のコレクタ側が一方の入力端子に接続された比較器8において、この一方の入力端子における電圧が基準電圧を下回り、その結果、比較器8の出力端子が接続されている出力トランジスタ1のベース電位が引き下げられ、出力トランジスタ1の出力電流の制限がなされるようになっており、比較器8の動作点の調整は、出力トランジスタ1の実際の電流を調整することなく、電流検出用トランジスタ2の小さな電流に基づいてできるような構成となっている。
請求項(抜粋):
コレタクには電源電圧が印加され、エミッタは外部で負荷が接続される出力端子に接続され、ベースに印加される入力信号に応じた増幅電流を出力する出力トランジスタを有する出力回路における出力電流制限回路であって、ベースが前記出力トランジスタのベースに接続され、コレクタには抵抗を介して電源電圧が印加され、エミッタは外部との接続可能な外部接続端子に接続され、かつ、前記出力トランジスタに比して小さな増幅度を有する電流検出用トランジスタと、前記外部接続端子を外部で前記出力端子と共に負荷に接続した状態において、前記電流検出用トランジスタに所定値以上の電流が流れたことを検出し、前記出力トランジスタの増幅動作を停止又は抑制する信号を出力する比較器と、を具備してなることを特徴とする出力電流制限回路。
IPC (2件):
H02H 9/02 ,  G05F 1/56 320
FI (2件):
H02H 9/02 E ,  G05F 1/56 320 S
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-369012
  • 特表平5-504218

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