特許
J-GLOBAL ID:200903031824683814

蓄熱式空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-320198
公開番号(公開出願番号):特開平7-174422
出願日: 1993年12月20日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 一般冷暖房用回路及び放冷・放熱用回路の冷媒量を、特別な冷媒移動用機構を設けることなく、短時間で各々の適正量に調節でき、調節後は両回路間で冷媒の移動がなく、冷媒余剰或いは不足による不具合を生じることなく安定した冷暖房運転を行える安価な蓄熱式空気調和装置の提供。【構成】 圧縮機1駆動による一般冷暖房用回路18と冷媒ガスポンプ13駆動による放冷・放熱用回路21とをそれぞれ独立した回路とし、各々の回路間の冷媒移動及び遮断を可能にする第1、第2の開閉装置22a,23aを備えた第1、第2のバイパス回路22,23と、回路間冷媒移動のためにタイマー32の計時時間だけ第1、第2の開閉装置22a,23aの開閉制御を行う制御装置27とを備えて構成される。従って、回路間の冷媒移動を短時間で行え、しかも移動した後は一般冷暖房用回路18及び放冷・放熱用回路21とも冷媒の過不足なく適正量の冷媒で運転継続できる効果がある。
請求項(抜粋):
圧縮機、第1の四方切換弁、非利用側熱交換器、第1の減圧機構、及び第1の利用側熱交換器を順次接続して成り、上記第1の四方切換弁の冷媒流路切り換えにより上記第1の利用側熱交換器を介して冷房または暖房を切り換え自在に行う一般冷暖房用回路と、冷媒ポンプ、第2の四方切換弁、蓄冷熱用熱交換器、第2の減圧機構、及び第2の利用側熱交換器を順次接続して成り、上記第2の四方切換弁の冷媒流路切り換えにより上記第2の利用側熱交換器を介して冷房または暖房を切り換え自在に行う放冷・放熱用回路と、上記蓄冷熱用熱交換器を介して蓄冷・蓄熱または放冷・放熱する蓄熱媒体を内蔵した蓄熱槽と、上記一般冷暖房用回路の第1のガス側配管と上記放冷・放熱用回路の第2のガス側配管との間に設けた第1の開閉装置を有し上記第1の開閉装置の開閉により冷媒の回路間移動を可能にする第1のバイパス回路と、上記一般冷暖房用回路の第1の液側配管と上記放冷・放熱用回路の第2の液側配管との間に設けた第2の開閉装置を有し上記第2の開閉装置の開閉により冷媒の回路間移動を可能にする第2のバイパス回路とを備え、上記蓄熱槽に蓄冷または蓄熱された熱エネルギーを利用する放冷・放熱用回路及び上記一般冷暖房用回路、または上記放冷・放熱用回路もしくは上記一般冷暖房用回路のいずれか一方による冷房運転または暖房運転の際には、上記第1の開閉装置及び第2の開閉装置をともに遮断して上記一般冷暖房用回路と放冷・放熱用回路とを個別独立に運転させると共に、上記蓄熱槽への蓄冷運転または蓄熱運転の際には、上記第1の開閉装置及び第2の開閉装置をともに開放して、上記圧縮機、第1の四方切換弁、非利用側熱交換器、第1または第2の減圧機構、及び蓄冷熱用熱交換器より成る蓄冷・蓄熱用回路を形成するようにした蓄熱式空気調和装置において、予め設定された所定時間を計時するタイマーと、蓄冷または蓄熱運転終了後で冷房または暖房運転立ち上げ前に、上記第1及び第2の開閉装置、または上記第1もしくは第2の開閉装置のいずれか一方を上記タイマーにより計時される所定時間だけ開放して、上記放冷・放熱用回路と一般冷暖房用回路との間で冷媒を移動させる第1の制御装置とを具備してなることを特徴とする蓄熱式空気調和装置。
IPC (7件):
F25B 1/00 399 ,  F25B 1/00 321 ,  F25B 1/00 397 ,  F25B 1/00 ,  F24F 11/02 102 ,  F25B 13/00 ,  F25B 13/00 351

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