特許
J-GLOBAL ID:200903031827020590

反射防止体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-320879
公開番号(公開出願番号):特開2000-147206
出願日: 1998年11月11日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 表裏入射光の反射率を低減して良好な画像表示を行う。【解決手段】 反射防止体1は、透光性基板2と、多層反射防止膜3とによって構成される。多層反射防止膜3は、透光性材料よりなる第1の透光膜4、導電性を有する光吸収性材料よりなる第1の光吸収膜5、透光性材料よりなる第2の透光膜6、導電性を有する光吸収性材料よりなる第2の光吸収膜7、透光性材料よりなる第3の透光膜8、とから構成される。
請求項(抜粋):
透光性基板と、この基板の主面上に形成された多層反射防止膜とから構成された反射防止体において、上記多層反射防止膜は、透光性材料により上記透光性基板の主面上に形成されて第1層を構成するとともに、1/8〜1/4波長の光学的な膜厚を有する第1の透光膜と、上記第1の透光膜上に導電性を有する光吸収性材料により形成されて第2層を構成するとともに、所定の透過率に応じて膜厚が30nm以下に調整されてなる第1の光吸収膜と、上記第1の光吸収膜上に透光性材料により形成されて第3層を構成するとともに、1/4波長の光学的な膜厚を有する第2の透光膜と、上記第2の透光膜上に導電性を有する光吸収性材料により形成されて第4層を構成するとともに、所定の透過率に応じて膜厚が30nm以下に調整されてなる第2の光吸収膜と、上記第2の光吸収膜上に透光性材料により形成されて第5層を構成するとともに、入射光の波長が550nm付近のとき約4分の1波長の光学的な膜厚とされ、屈折率が1.52未満でかつ上記第1の透光膜と第2の透光膜の屈折率よりも小さな屈折率を有する第3の透光膜とから構成され、上記第3の透光膜側から入射された表面入射光と上記透光性基板側から入射された裏面入射光との両入射光に対する反射防止特性とともに、導電特性を有することを特徴とする反射防止体。
Fターム (4件):
2K009AA08 ,  2K009AA12 ,  2K009CC02 ,  2K009EE03

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