特許
J-GLOBAL ID:200903031846913414

ボールジョイントおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺澤 襄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-240832
公開番号(公開出願番号):特開平11-082473
出願日: 1997年09月05日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 製造が容易でダストカバーを損傷なく密着して取り付け可能なボールジョイントを提供する。【解決手段】 熱間鍛造、冷間鍛造、鋳造などにて一端に開口部7を開口し他端に挿入口8を開口する胴体部9を形成する。圧印加工機の加工冶具42を設置した胴体部9の嵌挿部13に向けて下降し、加工冶具42のテーパ面43を胴体部9の嵌挿部13の外周縁に当接させる。嵌挿部13の端部外周縁に径大に外方に向けてフランジ状に係止爪部14を圧印加工する。ボールスタッド3の球頭部21を、あらかじめ組み合わしたベアリングシート4内に収容した後、胴体部9内に収容し、底面部10にて挿入口8を閉塞する。ダストカバー5の第1の嵌合部36を嵌挿部13に嵌合し、第2の嵌合部37をボールスタッド3の軸部23に嵌合する。切削加工が不要で製造性を向上でき、ダストカバー5の損傷を防止でき、高シール性が得られる。
請求項(抜粋):
開口部およびこの開口部に対向する位置に底面部を有する内室が形成されたハウジングと、このハウジングの内室内に配置される球頭部およびこの球頭部に連続し前記開口部から突出する軸部を有するボールスタッドと、前記ハウジングの内室に収容され前記ボールスタッドの球頭部を摺動可能に包容し前記軸部が挿通される挿入孔を開口したベアリングシートと、一端に前記ハウジングの外周面に嵌合する第1の嵌合部を有し他端に前記ボールスタッドの軸部の外周に嵌合する第2の嵌合部を有し前記ハウジングおよび前記ボールスタッドの軸部間に取り付けられる可撓性を有した略筒状のダストカバーとを備え、前記ハウジングは、前記開口部側の端部に設けられ前記ダストカバーの第1の嵌合部が嵌合する略筒状の嵌挿部と、この嵌挿部の端部縁に圧印加工により嵌挿部の外周方向に突設され前記第1の嵌合部の縁に係合する係合手段とを具備したことを特徴とするボールジョイント。
FI (2件):
F16C 11/06 N ,  F16C 11/06 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭61-147929
  • 特公昭53-041744
  • 特開昭61-147929
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