特許
J-GLOBAL ID:200903031847661826

ステアリングロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-242670
公開番号(公開出願番号):特開平8-104202
出願日: 1994年10月06日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 ボデーからキーシリンダが外された場合に、ボデー内のカムシャフトの回動を阻止するようにしたものにおいて、カムシャフトの回動を一層有効に阻止できるようにする。【構成】 キーシリンダ9がボデー1から外された場合、規制レバー17が矢印A方向へ移動し、これに伴い阻止部材21が矢印B方向へ移動して係合体13の係合溝14に係合することによりカムシャフト2の回動が阻止され、また、ロックピース25が阻止部材21とカバー27との間に侵入する。規制レバー17が破壊されたとしても、カムシャフト2は阻止部材21によって回動が阻止されており、また、阻止部材21を係合解除方向へ移動させようとしてもロックピース25によって係合解除方向への移動が阻止される。
請求項(抜粋):
車両に取り付けられるボデーと、外周部にカム凸部を有して前記ボデー内に回動可能に設けられたカムシャフトと、キーにより回動操作されるキーロータを備えて前記ボデー内の前部に収納され、その収納状態で前記キーロータが前記カムシャフトと一体的に回動するように連結されるキーシリンダと、前記カムシャフトの回動に伴って前記カム凸部により移動されるように設けられ、前記キーロータが施錠位置に回動された状態でステアリングシャフトをロックするロック部材と、係合溝を有して前記カムシャフトと一体に回動されるように設けられた係合体と、前記ボデーに軸方向に移動可能に設けられると共に付勢手段により前記キーシリンダ側へ付勢され、キーシリンダがボデーへ収納されることに伴いそのキーシリンダにより押圧されて規制位置へ移動され、キーシリンダがボデーから外されることに伴い規制解除位置へ移動される規制レバーと、前記ボデーに移動可能に設けられると共に付勢手段により前記係合溝に係合する方向へ付勢され、前記規制レバーが規制位置へ移動した状態で該規制レバーにより前記係合溝に対する係合が解除された係合解除位置に保持され、前記カムシャフトが施錠位置に回動された状態で、規制レバーが規制解除位置へ移動することに伴い前記係合溝に係合する係合位置へ移動して前記係合体の回動を阻止する阻止部材と、前記ボデーに移動可能に設けられ、前記阻止部材が係合位置へ移動することに伴い付勢手段の付勢力によりロック位置へ移動してその阻止部材が係合解除位置方向へ移動することを阻止するロックピースとを具備して成るステアリングロック装置。

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