特許
J-GLOBAL ID:200903031856423474

耐亀裂性に優れる連続鋳造ロ-ル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-055676
公開番号(公開出願番号):特開平11-314145
出願日: 1999年03月03日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 本発明は連続鋳造設備の連続鋳造ロールに関し、特に溶接肉盛した後に、加熱・急冷熱処理を施すことにより、耐亀裂性に優れる連続鋳造ロールおよびその製造技術を提供する。【解決手段】 C:0.04〜0.22%,Si:0.10〜0.70%,Mn:0.25〜1.60%,Cr:10.0〜14.8%,Ni:0.3〜1.6%,Mo:0.3〜1.8%を含むクロム系ステンレス鋼をロール胴部に溶接肉盛した後、ロール胴部のみを910〜1180°Cに加熱して3分以上保持し、次に常温まで冷却した後、更にロール全体を560〜780°Cに加熱し30分以上保持した後、常温まで冷却して、組織を焼き戻しソルバイトとし、室温シャルピー2mmVノッチ衝撃値が5.5kgf ・m/cm2 以上である連続鋳造ロール。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.04〜0.22%、Si:0.10〜0.70%、Mn:0.25〜1.60%、Cr:10.0〜14.8%、Ni:0.3〜1.6%、Mo:0.3〜1.8%を含み、残部Fe及び不可避不純物成分からなるクロム系ステンレス鋼をロール胴部に溶接肉盛した後、ロール胴部のみを910〜1180°Cに加熱して3分以上保持し、次に常温まで冷却した後、更にロール全体を560〜780°Cに加熱し30分以上保持した後、常温まで冷却して、フェライト及び粒状炭化物が微細一様に分布した組織である焼き戻しソルバイト組織としたことを特徴とする室温シャルピー2mmVノッチ衝撃値が5.5kgf ・m/cm2 以上である耐亀裂性に優れる連続鋳造ロール。
IPC (6件):
B22D 11/128 340 ,  C21D 1/42 ,  C21D 1/52 ,  C21D 9/38 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/58
FI (6件):
B22D 11/128 340 H ,  C21D 1/42 M ,  C21D 1/52 P ,  C21D 9/38 A ,  C22C 38/00 302 E ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-178251
  • 特開昭60-015090
  • 特開平3-275276
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