特許
J-GLOBAL ID:200903031869160529

鋼板の表面疵発生原因判定方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-007230
公開番号(公開出願番号):特開平7-209208
出願日: 1994年01月26日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 鋼板の線状の表面疵の発生原因を効率的に判定すること、さらには、発生原因をオンラインで判定する。【構成】 鋼板の線状の表面疵の最大長と最大幅の比を鋳片段階での最大長と最大幅との比に換算し、この比と鋳片段階における表面疵の最大幅及び幅方向での発生位置から表面疵の発生原因を判定できる。具体的には、走行中の鋼板について、光学式の表面疵検出器を用いて表面疵の有無を検出する。表面疵が存在する場合は、表面疵の最大長及び最大幅をカメラ及び画像解析装置を用いて測定する。このようにして測定した表面疵の最大長と最大幅、その比及び板幅方向での発生位置のデータを基に、表面疵の発生原因を試片を切り出すことなくオンラインで判定できる。
請求項(抜粋):
鋼板における表面疵の最大長(L)と最大幅(W)及び端面からの距離(X)を測定し、鋳片段階における表面疵の最大長(Lo )と最大幅(Wo )の比ARを下記の(1)式によって求め、前記ARの値と鋳片段階における表面疵の最大幅(Wo )及び下記の(2)式から求められる端面からの距離(Xo )とから、表面疵の発生原因を判定することを特徴とする鋼板の表面疵発生原因判定方法。 AR=Lo /Wo (1)但し、Lo =(L・d)/DWo =W Xo =X+x (2)ここで、AR:鋳片段階における表面疵の最大長と最大幅の比Lo :鋳片段階における表面疵の最大長Wo :鋳片段階における表面疵の最大幅Xo :鋳片段階における表面疵の端面からの距離D :鋳片の厚みL :鋼板における表面疵の最大長W :鋼板における表面疵の最大幅X :鋼板における表面疵の端面からの距離x :鋼板におけるトリム幅d :鋼板の厚み

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