特許
J-GLOBAL ID:200903031870459716

動力出力装置およびその制御方法並びに自動車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人アイテック国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-203007
公開番号(公開出願番号):特開2005-051830
出願日: 2003年07月29日
公開日(公表日): 2005年02月24日
要約:
【課題】装置の使用として本来予定されていない使用による構成機器の破損を防止する。【解決手段】燃料切れやエンジンの異常,発電機の異常などにより発電不能な状態が継続された状態でハイブリッド自動車の起動が行なわれると、こうした起動の回数をカウントするカウンタCが閾値Cref未満のうちは、モータ走行を許可して起動し(S160)、カウンタCが閾値Crefに至ると、走行を禁止して起動する(S170)。この結果、発電不能な状態が原因で車両が踏み切りで停車したような場合でもモータ走行により車両を移動することはできると共に発電不能な状態のままハイブリッド自動車の起動と停止とを何度となく繰り返すような本来の使用方法として予定されていない使用が行なわれてもバッテリの過放電を抑止することができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
駆動軸に動力を出力する動力出力装置であって、 内燃機関と、 前記駆動軸に動力を出力可能な電動機と、 前記内燃機関の始動に必要な電力の供給と前記電動機への電力の供給とが可能な蓄電手段と、 該蓄電手段の放電能力を検出する放電能力検出手段と、 前記内燃機関からの動力の少なくとも一部を用いて発電すると共に該発電電力の少なくとも一部を用いて前記蓄電手段を充電可能な発電手段と、 前記発電手段による発電ができない発電不能状態を検出する発電不能状態検出手段と、 操作者の操作に基づいて前記駆動軸に出力すべき要求動力を設定する要求動力設定手段と、 通常時には前記要求動力に基づく動力が前記駆動軸に出力されると共に前記蓄電手段の放電能力が通常の範囲となるよう前記内燃機関と前記電動機と前記発電手段とを制御する通常時制御を実行し、前記発電不能状態検出手段により発電不能状態が検出されたときには前記内燃機関と前記発電手段とを停止した状態で前記要求動力に基づく動力が前記駆動軸に出力されるよう前記電動機を制御する発電不能時制御を実行する駆動制御手段と、 前記発電不能状態検出手段により発電不能状態が継続して検出されている状態における前記放電能力検出手段により前記蓄電手段の放電能力が所定能力以下になるのを検出する装置の起動(低能力発電不能状態の起動)に基づいて前記駆動制御手段による前記発電不能時制御の実行を制限する駆動制限手段と、を備える動力出力装置。
IPC (2件):
B60L11/14 ,  B60L3/00
FI (2件):
B60L11/14 ,  B60L3/00 J
Fターム (20件):
5H115PA08 ,  5H115PC06 ,  5H115PG04 ,  5H115PI16 ,  5H115PI24 ,  5H115PI29 ,  5H115PO06 ,  5H115PU10 ,  5H115PU25 ,  5H115PV09 ,  5H115QN02 ,  5H115QN03 ,  5H115TB01 ,  5H115TI05 ,  5H115TI06 ,  5H115TO21 ,  5H115TO23 ,  5H115TO30 ,  5H115TR01 ,  5H115TR04

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