特許
J-GLOBAL ID:200903031871777266

燃料蒸発ガス排出抑止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-052213
公開番号(公開出願番号):特開平6-264834
出願日: 1993年03月12日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【目的】 車載コンピュータの異常時においても、オーバーリッチ,燃料蒸発ガスの漏洩,未燃ガスの排出等を避けながらパージ制御弁の開閉制御を行う。【構成】 比例制御弁27は、デューティ出力バックアップ回路49からの制御信号により開閉制御される。デューティ出力バックアップ回路49は、2つのAND回路91,92 と、AND回路92の一方の入力を反転するインバータと、1つのOR回路93とから構成される。AND回路91,92 は、いずれもCPU異常信号FCPUを入力しており、CPU正常時にはCPU40が演算・出力するパージバルブ制御用の出力デューティ比D をそのまま比例制御弁27へ出力する。CPU異常時には、噴射バックアップ回路48でハード的に作成される噴射バックアップ信号B/UTAUを比例制御弁27へ出力する。なお、エアフロメータ電圧が所定以下の場合には、AND回路91の出力はロウレベルに固定される。
請求項(抜粋):
燃料タンク内で発生した燃料蒸発ガスを吸気管へ導入する導入通路と、該導入通路に設けられ、開閉状態に応じて燃料蒸発ガスのパージ量を調節するパージ制御弁と、機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、該検出した運転状態に応じて前記パージ制御弁の開閉制御を行う車載コンピュータとを備えた燃料蒸発ガス排出抑止装置において、前記車載コンピュータの異常を検出する異常検出手段と、該車載コンピュータの異常時には、ハード的に構成されたバックアップ回路から与えられる燃料噴射信号の長さに応じて前記パージ制御弁を開閉制御する異常時パージ手段とを備えたことを特徴とする燃料蒸発ガス排出抑止装置。

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