特許
J-GLOBAL ID:200903031872801381

動画像フレーム間符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 玉蟲 久五郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-308367
公開番号(公開出願番号):特開平5-122685
出願日: 1991年10月28日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 動き補償予測を用いる動画像フレーム間符号化装置において、動き補償のため設置される動き補償回路を優先・非優先ブロック判定用に兼用し、回路構成の簡単化を図る。【構成】 動き補償回路5は、入力画像信号に対して所定の大きさのブロック毎に検出した動きベクトル情報及び動き補償予測信号を出力するとともに、動きベクトルを所定のベクトルしきい値と比較して、しきい値以上の場合該ブロックを優先ブロックと判定し、しきい値未満の場合該ブロックを非優先ブロックと判定し、該判定結果を表す優先・非優先ブロック制御信号を出力する。パケッタイザ9は、優先・非優先ブロック制御信号に応じて、優先ブロックの信号を優先セルに割り当て、非優先ブロックの信号を非優先ブロックに割り当てる。フレームメモリ15は、全ブロックの予測誤差信号を復号した局部復号信号を記憶する。フレームメモリ16は、優先ブロックの予測誤差信号のみを復号した局部復号信号を記憶する。
請求項(抜粋):
過去の画像を記憶しておくフレームメモリを有し、該フレームメモリの出力を用いて、これから符号化しようとする入力画像信号の動きベクトルを検出し、該検出した動きを補償して予測信号を構成し、入力画像信号と予測信号との差分として構成される予測誤差信号を所定の方式により符号化し、該符号化した符号化データを重要度の高い成分と低い成分に分割し、重要度の高い成分を優先セルに割り当て、重要度の低い成分を非優先セルに割り当てて伝送する動画像フレーム間符号化装置において、前記入力画像信号に対して所定の大きさのブロック毎に動きベクトルを検出し、検出した動きベクトル情報及び動き補償予測信号を出力するとともに、前記動きベクトルを所定のベクトルしきい値と比較して、しきい値以上の場合該ブロックを優先ブロックと判定し、しきい値未満の場合該ブロックを非優先ブロックと判定し、該判定結果を表す優先・非優先ブロック制御信号を出力する動き補償回路と、前記優先・非優先ブロック制御信号に応じて、優先ブロックの信号を優先セルに割り当て、非優先ブロックの信号を非優先ブロックに割り当てるパケッタイザと、全ブロックの予測誤差信号を復号した局部復号信号を記憶する第1のフレームメモリと、前記優先ブロックの予測誤差信号のみを復号した局部復号信号を記憶する第2のフレームメモリを備えてなることを特徴とする動画像フレーム間符号化装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-141483
  • 特開平3-016490

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