特許
J-GLOBAL ID:200903031874870461

ポリカーボネート樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-173877
公開番号(公開出願番号):特開平7-026132
出願日: 1993年07月14日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 耐熱性及び耐衝撃性に優れたポリカーボネート樹脂組成物を開発すること。【構成】 (A)主鎖が、(a)一般式(I)【化1】で表されるカーボネート構造単位I及び(b)一般式(II)【化2】で表されるカーボネート構造単位IIからなり、かつカーボネート構造単位IIの割合が特定されたポリカーボネート共重合体と、(B)一般式(III)【化3】〔式中の記号は明細書に記載の通りである。〕で表されるカーボネート構造単位III を有するポリカーボネート重合体とからなり、かつカーボネート構造単位IIの割合が特定されたポリカーボネート樹脂組成物である。
請求項(抜粋):
(A)主鎖が、(a)一般式(I)【化1】〔式中、R1 及びR2 は、それぞれ水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、それぞれ同じものであっても、異なるものであってもよい。〕で表されるカーボネート構造単位I及び(b)一般式(II)【化2】〔式中、Xはハロゲン原子又は炭素数1〜8の有機基を示し、Xが複数ある場合、それぞれのXは同じものであっても、異なるものであってもよい。m及びnは、それぞれ0〜4の整数である。〕で表されるカーボネート構造単位IIからなり、かつカーボネート構造単位IIの割合が、カーボネート構造単位I及びカーボネート構造単位IIの全量に対して、15〜100モル%であるポリカーボネート共重合体と、(B)一般式(III)【化3】〔式中、Yはハロゲン原子,炭素数1〜8のアルキル基又は炭素数6〜15のアリール基を示し、Yが複数ある場合、それぞれのYは同じものであっても、異なるものであってもよい。p及びqは、それぞれ0〜4の整数である。Aは、単結合,-O-,-S-,-SO2 -,炭素数1〜8のアルキレン基,炭素数2〜8のアルキリデン基,炭素数5〜15のシクロアルキレン基,炭素数5〜15のシクロアルキリデン基,炭素数6〜15のアリーレン基又は炭素数7〜15のアリールアルキレン基を示す。〕で表されるカーボネート構造単位III を有するポリカーボネート重合体とからなり、かつ(A)成分及び(B)成分の合計量に対して、一般式(II)で表されるカーボネート構造単位IIが、2〜15モル%であることを特徴とするポリカーボネート樹脂組成物。
IPC (2件):
C08L 69/00 LPS ,  C08G 64/06 NPT

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