特許
J-GLOBAL ID:200903031876085559

複数の処理装置間で取扱媒体を受渡す取引媒体処理システム、および取引媒体処理システムの設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-033038
公開番号(公開出願番号):特開平11-232551
出願日: 1998年02月16日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】ティーチング作業を容易にかつ高精度で行え、設置が容易な取引媒体処理システム、および取引媒体処理システムの設定方法を提供することにある。【解決手段】設置面25上に、複数の現金処理装置10a〜10dおよびキャリアステーション32が並んで設けられ、カセットキャリア34は、設置面上を自走可能となっている。カセットキャリアのティーチング時、キャリアステーションにより、現金処理装置のレイアウトに従った走行経路、停止位置、走行距離を含む走行データを入力する。入力した走行データをカセットキャリアに送信し、カセットキャリア内のメモリに基準走行データとして格納する。カセットキャリアは、センサにより目標物との距離を測定しながら、基準走行データに従って走行経路をテスト走行し、センサによる実測データと基準走行データが相違している場合には、実測データに基いて基準走行データを補正する。
請求項(抜粋):
設置面上に設置され、それぞれ取扱媒体を処理する複数の処理装置と、上記設置面上を任意の走行経路に沿って自走し、上記処理装置との間で取扱媒体を受渡す受渡し装置と、上記処理装置の配置に応じた上記受渡し装置の走行経路、および走行距離を含む基準走行データを入力するためのデータ入力手段と、上記入力された基準走行データを格納する第1格納手段と、上記入力された基準走行データを上記受渡し装置に送信する送信手段と、を有する主制御部と、を備え、上記受渡し装置は、上記設置面上を自走可能な移動台車と、上記移動台車上に設けられ任意の処理装置との間で取引媒体を受け渡す受渡し手段と、目標物に対する受渡し装置の位置を検出する検出手段と、上記送信手段から送信された上記基準走行データを格納する第2格納手段と、上記第2格納手段に格納された基準走行データに基き上記走行経路に沿って上記移動台車を走行させるとともに、上記検出手段によって上記処理装置を検知し、上記検出手段により検知されたデータと上記基準走行データとが異なる場合、上記第2格納手段に格納されている基準走行データを、上記検出手段により検知されたデータに基いて補正し、補正された基準走行データに基いて上記受渡し装置の動作を制御する第2制御部と、を備えていることを特徴とする取引媒体処理システム。
IPC (3件):
G07F 19/00 ,  B65G 1/00 501 ,  G06F 19/00
FI (3件):
G07D 9/00 476 ,  B65G 1/00 501 C ,  G06F 15/30 D

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