特許

J-GLOBAL ID：200903031878580476

砂浜の安定化方法

発明者： 加藤 一正 ,  柳嶋 慎一 ,  片山 忠 ,  津川 昭博 ,  守屋 義一
出願人/特許権者： 運輸省港湾技術研究所長 ,  運輸省第二港湾建設局長
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-323746
公開番号（公開出願番号）：特開平6-200508
出願日： 1992年11月10日
公開日（公表日）： 1994年07月19日
要約：

【要約】【目的】 海(湖)岸の侵食を防止する。【構成】 海(湖)岸の水際付近において、砂浜1中に、後浜より海(湖)中に至る長さの、透水性のある多孔質材料よりなる排水層2を設置する。それにより、波が遡上して砂浜1に浸透した水は海(水)中に向かって流れ、水際線付近の平均水位及び砂浜中の地下水位の上昇が抑えられる。その結果、荒天時には水際線付近の侵食が軽減され、静穏時には水際線付近への砂の推積が促進される。

請求項（抜粋）：

海岸または湖岸の水際付近において、その砂浜中に、浜より海中または湖中に至る排水層を設け、浜に遡上して砂中に浸透した水を、排水層より沖側に自然排水させるようにしたことを特徴とする、砂浜の安定化方法。