特許
J-GLOBAL ID:200903031885873381

交流電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-262667
公開番号(公開出願番号):特開2004-104898
出願日: 2002年09月09日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
【課題】制御装置をコストアップさせることなく電流ビートを抑制し、電動機のトルクリプルや騒音を低減する。【解決手段】交流電圧源から直流電圧を得る整流回路1と、直流電圧を任意の振幅と周波数の交流電圧に変換するインバータ回路2とにより交流電動機3を駆動制御する場合、電流検出値iu,iwから座標変換器62、ハイパスフィルタ81,82および座標変換器63などを介して相電流ビート成分iub,ivb,iwbを演算し、これを増幅器5により増幅することで電流ビート補償電圧vub*,vvb*,vwb*を求め、座標変換器61の出力である相電圧指令vu*,vv*,vw*に負帰還することにより、簡単な制御装置で電流ビートの抑制を図る。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
交流電圧源を入力として直流電圧を得る整流回路と、直流電圧を任意の振幅と周波数の交流電圧に変換するインバータ回路とを用いて交流電動機を制御する制御装置において、 交流電動機の電流と端子電圧をベクトルとしてとらえるとともに周波数指令値で回転する直交回転座標軸としてのγ-δ軸を定義し、 γ軸電圧指令値とδ軸電圧指令値を電気角指令値に基づき相の値に座標変換して第1の相電圧指令値を演算する第1の座標変換器と、 相電流検出値を前記電気角指令値に基づきγ-δ軸の値に座標変換してγ軸電流とδ軸電流を演算する第2の座標変換器と、 γ軸電流の高周波成分を抽出する第1のハイパスフィルタと、 δ軸電流の高周波成分を抽出する第2のハイパスフィルタと、 前記γ軸電流の高周波成分とδ軸電流の高周波成分とを前記電気角指令値に基づき相の値に座標変換して相電流ビートを演算する第3の座標変換器と、 前記相電流ビートを増幅して電流ビート補償電圧を演算する増幅器と、 前記第1の相電圧指令値から前記電流ビート補償電圧を引き算して第2の相電圧指令値を演算する加算器とを設け、 前記インバータ回路により交流電動機の相電圧を第2の相電圧指令値に一致させるように制御することを特徴とする交流電動機の制御装置。
IPC (2件):
H02P21/00 ,  H02P6/16
FI (2件):
H02P5/408 C ,  H02P6/02 351N
Fターム (26件):
5H560BB04 ,  5H560BB12 ,  5H560DA14 ,  5H560DA18 ,  5H560DA19 ,  5H560DC12 ,  5H560EB01 ,  5H560RR01 ,  5H560SS07 ,  5H560TT08 ,  5H560UA06 ,  5H560XA06 ,  5H560XA13 ,  5H576BB04 ,  5H576CC05 ,  5H576DD02 ,  5H576EE01 ,  5H576GG04 ,  5H576GG06 ,  5H576GG08 ,  5H576HA04 ,  5H576HB01 ,  5H576LL14 ,  5H576LL22 ,  5H576LL35 ,  5H576LL39
引用特許:
審査官引用 (2件)

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