特許
J-GLOBAL ID:200903031889258185

音声多重記録再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 義朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-218669
公開番号(公開出願番号):特開平5-054532
出願日: 1991年08月29日
公開日(公表日): 1993年03月05日
要約:
【要約】【目的】再生時の音声信号がステレオ放送であるのか2か国語放送であるのかの判別を行えるようにして、最終出力段での出力コントロールを可能とした音声多重記録再生装置を提供する。【構成】1.3MHzの搬送波のレベルを変化させる第1スイッチ13及び第3スイッチ18と、1.7MHzの搬送波のレベルを変化させる第2スイッチ14及び第4スイッチ19とを設け、これらのスイッチの開閉を各スイッチコントロール信号S1,S2,S3,S4によってそれぞれ異なったタイミングで行うことにより、2つの搬送波の混合比率を変えて記録媒体に記録する。すなわち、記録FM信号が通常放送モードである場合、ステレオ放送モードである場合、2か国語放送モードである場合の2つの搬送波の混合比率が異なるので、この混合比率の違いから放送モードの判別を行う。
請求項(抜粋):
回転する2つの磁気ヘッドをヘッドスイッチングパルスによって交互に切り換えることにより、音声信号帯域の2つの信号に従ってそれぞれ変調された2つの搬送波の記録と再生とを行う磁気記録再生装置において、記録時、音声信号帯域の2つの信号に従ってそれぞれ変調された2つの搬送波を混合して得られる信号を記録FM信号とするとき、この記録FM信号がステレオ放送モードである場合の2つの搬送波の混合比率と、前記記録FM信号が2か国語放送モードである場合の2つの搬送波の混合比率とを通常放送モードの場合の混合比率と異ならせて設定することにより、それぞれのモードを判別するためのモード判別信号の作成を行うモード判別信号作成部と、前記記録FM信号のうち前記ヘッドスイッチングパルスの立ち上がりの直前又は直後に相当する部分及び立ち下がりの直前又は直後に相当する部分に、前記モード判別信号作成部によって作成されたモード判別信号を挿入するモード判別信号挿入部とを備え、再生時、前記2つの磁気ヘッドによってそれぞれ再生された再生FM信号の終端部分又は始端部分に挿入された前記モード判別信号の抽出を行うモード判別信号抽出部と、このモード判別信号抽出部によって抽出されたモード判別信号に基づいて再生FM信号の放送モードを判別するモード判別部とを備えたことを特徴とする音声多重記録再生装置。
IPC (2件):
G11B 20/02 ,  H04N 5/91

前のページに戻る