特許
J-GLOBAL ID:200903031899394427

冷却流体を二重に供給するプラットフォームキャビティを有するタービン・ベーン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-525197
公開番号(公開出願番号):特表平9-511041
出願日: 1995年03月16日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】ガス・タービン・エンジン用のタービン・ベーンは、冷却流体をキャビティ内に吐出するための二重に流体を供給する構成を有する後端部に沿って上記キャビティを設けたプラットフォームを有する。種々の構造上の細部を開発し、これによりデッド・ゾーンを排除することによって改善された熱伝達を有するキャビティが提供される。特定の実施例では、タービン・ベーンは上記プラットフォームの圧力側であって取付レールの前方に位置する第1入口と上記プラットフォームの吸入側であって上記取付レールの前方に位置する第2入口を有するプラットフォームのキャビティを有する。上記キャビティは、複数のトリップ・ストリップと複数のフィルム冷却通路を有する。これらのトリップ・ストリップはキャビティのコーナから延び、冷却流体がこれらのコーナに流入するのを促進するために角度が付いている。これらのフィルム冷却経路によって、流出した冷却流体はプラットフォームのフロー面上に冷却流体の膜を形成する。
請求項(抜粋):
エアフォイルと前記エアフォイルの周囲及び前記エアフォイルから横方向に延びるプラットフォームを有し、前記エアフォイルは圧力側、吸入側と後端部を有する前記タービン・ベーンに於いて、前記プラットフォームは、 フロー面と、 前記タービン・ベーンに対する取付手段を提供するためのレールと、 前記エアフォイルの後端部の下流にあるプラットフォームの後端部であって第1コーナと第2コーナを有し、前記第1コーナは前記圧力側に位置すると共に前記第2コーナは前記吸入側に位置する前記プラットフォームの後端部と、 前記レールの下部と前記プラットフォームの後端部内に延びるキャビティであって、冷却面、前記圧力側に位置する第1入口、前記吸入側に位置する第2入口と前記キャビティと前記フロー面の間に延びる複数の通路を有し、前記冷却面はその上に配設された複数のトリップ・ストリップを有し、前記トリップ・ストリップは前記キャビティを介して流れる流体と係合して前記流体の流れを乱すと共に前記流体と前記冷却面の間の熱伝達を向上させ、前記トリップ・ストリップは第1グループと第2グループを有し、前記第1グループは前記第1入口の近傍に位置すると共に前記第1入口を通過する流れの方向に対して角度を有して前記第1コーナに向かう流れを促進し、前記第2グループは前記第2入口の近傍に位置すると共に前記第2入口を通過する流れの方向に対して角度を有して前記第2コーナに向かう流れを促進する前記キャビティとを有することを特徴とするタービン・ベーン。
IPC (2件):
F01D 5/18 ,  F01D 9/02 102
FI (2件):
F01D 5/18 ,  F01D 9/02 102

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