特許
J-GLOBAL ID:200903031916261134

分散形制御システムのオペレータズコンソール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-073144
公開番号(公開出願番号):特開2000-268010
出願日: 1999年03月18日
公開日(公表日): 2000年09月29日
要約:
【要約】【課題】分散形制御システムのコントローラは、通常数1000点の信号を扱っており、この信号は相互に関連しあっている。プロセスの1つの信号の変化がトリガとなって、シーケンスの工程や制御ループのパラメータなど複数の変化が生じることも多い。コントローラのインタプリタが連続的に動作している環境では、このような複雑な制御動作を効率よく検証することは困難である。【解決手段】オペレータズコンソール内に設けたデバッグ環境の一つとして、前述のコントローラ用インタプリタの起動タイミングを与える手段を設けた。起動タイミングとしては、通常の連続実行と操作者からの指示に従って1制御周期だけ実行する2つのモードを設けた。
請求項(抜粋):
プロセスの制御処理に使用される各種の端子テーブルを有し、コントローラ用中間コードファイルに用意された制御・演算処理の命令をコントローラ用インタプリタが一定周期で繰返し解釈・実行して、前記各端子テーブルを動作させかつ前記プロセスとの間で信号をやり取りして、前記プロセスを制御する少なくとも1台のコントローラとの間で、通信回線装置を介して命令データ及び計測データの取合いを行うとともに、制御対象である前記プロセスの運転状態を含む各種情報を表示する表示手段と、命令データを入力する入力手段と、これらの手段を制御する制御手段と、前記入力手段から入力された命令データを格納する補助記憶手段を有する分散形制御システムのオペレータズコンソールにおいて、前記補助記憶手段に格納されたコントローラ用中間コードファイルをロードする領域と、前記コントローラが有する各種の前記端子テーブル及び前記コントローラ用インタプリタとを含む記憶手段と、前記補助記憶手段の前記コントローラ用中間コードファイルの内容を前記領域にロードする手段と、前記オペレータズコンソールの制御手段と前記コントローラ用インタプリタとの間に配置された前記通信回線装置をシミュレートする模擬通信手段と、前記オペレータズコンソールの制御手段からの指示により前記記憶手段に格納された前記コントローラ用インタプリタに制御実行周期を与えるためのタイミング設定手段を備え、前記コントローラ用インタプリタが前記タイミング設定手段の設定に従って、前記記憶手段の各端子テーブルを制御対象とみなして、前記領域にロードされたコントローラ用中間コードファイルを解釈・実行して、前記コントローラとしての機能を実行させることを特徴とした分散形制御システムのオペレータズコンソール。
IPC (4件):
G06F 15/177 670 ,  G06F 15/177 678 ,  G06F 13/14 330 ,  G06F 15/16 630
FI (4件):
G06F 15/177 670 F ,  G06F 15/177 678 H ,  G06F 13/14 330 F ,  G06F 15/16 630 F
Fターム (5件):
5B014HC14 ,  5B014HC17 ,  5B045AA05 ,  5B045HH07 ,  5B045JJ49

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