特許
J-GLOBAL ID:200903031918501019

表皮一体発泡樹脂成形品およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-093683
公開番号(公開出願番号):特開平8-281670
出願日: 1995年04月19日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】コア表面の所定部位周縁と表皮の周縁との間に発泡時の表皮とコアとの間の内部エアのみの十分な排出を可能する改良を加え、製造工数の削減化及びトリミング装置を不要にすると共に、表皮一体発泡樹脂成形品の品質及び見栄えの向上を図る。【構成】コア2 表面の上側部位に発泡樹脂層3 を介在させた状態で表皮4 を一体成形してなる表皮一体発泡樹脂成形品1 を成形する。表皮の周縁に、その表面4aがコア表面の上側部位周縁に対向する向きとなるようにコア側に折曲する折曲片11を設ける。コアの上側部位の周縁部に、表皮の周縁表面に対向する第1対向面12と、折曲片の先端面11a に対向する第2対向面13とでL字部14を設ける。折曲片先端面と第2対向面との間に、発泡樹脂層の成形時に発泡樹脂原料の発泡に伴い追い出される表皮とコアとの間の内部エアを、折曲片表面と第1対向面との間を介して外部に排出するための小間隙15を設ける。
請求項(抜粋):
基材の表面の所定部位に発泡樹脂層を介在させた状態で表皮を一体成形してなる表皮一体発泡樹脂成形品であって、上記表皮の周縁には、その周縁の表面が上記基材の表面の所定部位周縁に対向する向きとなるように基材側に折曲する折曲片が設けられている一方、上記基材の所定部位の周縁部には、上記表皮の周縁表面に対向する第1対向面と、該第1対向面に連接され、上記折曲片の先端面に対向する第2対向面とからなる断面略L字状のL字部が設けられており、上記折曲片の先端面と上記L字部の第2対向面との間には、上記発泡樹脂層の成形時において発泡樹脂原料の発泡に伴い追い出される表皮と基材との間の内部エアを、上記折曲片の表面と上記L字部の第1対向面との間を介して外部に排出するための小間隙が設けられていることを特徴とする表皮一体発泡樹脂成形品。
IPC (10件):
B29C 39/10 ,  B29C 33/10 ,  B29C 39/26 ,  B32B 3/06 ,  B32B 5/18 ,  B32B 27/06 ,  B29K105:04 ,  B29K105:20 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:58
FI (6件):
B29C 39/10 ,  B29C 33/10 ,  B29C 39/26 ,  B32B 3/06 ,  B32B 5/18 ,  B32B 27/06
引用特許:
審査官引用 (1件)

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