特許
J-GLOBAL ID:200903031921854330

画像処理装置および画像処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-005181
公開番号(公開出願番号):特開2003-209693
出願日: 2002年01月11日
公開日(公表日): 2003年07月25日
要約:
【要約】【課題】 プリ・スキャンして得た画像データから、本スキャン時の濃度変換に最適なγ係数を求めること。【解決手段】 スキャナをプリ・スキャンして得たプリ・スキャン画像情報の個々の画素の濃度レベル値から、原稿画像上の所定範囲の画像の濃度度数分布を求め、濃度度数分布の最小の濃度レベル値を基準および累積の開始点として濃度レベル値の高い方向に濃度度数値を累積演算して、濃度レベル値と累積演算値の関係を表す累積度数分布を求め、累積度数分布に近似する近似ベキ乗関数を算出し、算出した関数のベキ数からプリ・スキャン画像のトーン補正係数を表す第1のγ値を求める。次に、プリ・スキャンと本スキャンのそれぞれの条件をパラメータとして、第1のγ値を第2のγ値に変換する。スキャナに対して本スキャンを実行させて、入力した濃度範囲を表すデータと第2のγ値に基づいて本スキャン画像情報に対してトーン補正処理のための変換を実行する。
請求項(抜粋):
原稿上の画像情報を入力するスキャナ手段を有し、該スキャナ手段によって同一の前記原稿に対して2度のスキャンを実行し、最初のプリ・スキャンによって入力した画像情報を基づいて、次の本スキャンによって入力した画像情報を処理する画像処理装置において、前記スキャナをプリ・スキャンすることによって得られたプリ・スキャン画像情報の個々の画素の濃度レベル値から、原稿画像上の所定範囲の画像の濃度度数分布を表すデータを求める濃度度数分布取得手段と、前記濃度分布取得手段によって取得した濃度度数分布を表すデータの最小の濃度レベル値を基準および累積の開始点として、濃度レベル値の高い方向に前記濃度度数値を累積演算して、濃度レベル値と累積演算値の関係を表す累積度数分布を求める累積度数分布取得手段と、前記累積度数分布に近似する近似ベキ乗関数を算出し、算出した関数のベキ数からプリ・スキャン画像のトーン補正係数を表す第1のγ値を求める第1γ値取得手段と、プリ・スキャンと本スキャンのそれぞれの条件をパラメータとして、前記第1のγ値を本スキャン時のトーン補正係数を表す第2のγ値に変換するγ値変換手段と、前記スキャナに対して本スキャンを実行して本スキャン画像情報を入力して、その濃度範囲を求め、求めた濃度範囲を表すデータと前記第2のγ値に基づいて、前記入力した本スキャン画像情報に対してトーン補正処理のための変換を実行する画像トーン補正手段とを具備することを特徴とする画像処理装置。
IPC (3件):
H04N 1/407 ,  G06T 5/00 100 ,  G06T 5/40
FI (3件):
G06T 5/00 100 ,  G06T 5/40 ,  H04N 1/40 101 E
Fターム (28件):
5B057CA01 ,  5B057CA08 ,  5B057CA12 ,  5B057CA16 ,  5B057CB01 ,  5B057CB08 ,  5B057CB12 ,  5B057CC01 ,  5B057CE11 ,  5B057CH07 ,  5B057CH08 ,  5B057CH11 ,  5B057CH12 ,  5B057DC23 ,  5C077LL19 ,  5C077MM20 ,  5C077MP08 ,  5C077NN02 ,  5C077PP02 ,  5C077PP15 ,  5C077PP20 ,  5C077PP32 ,  5C077PP52 ,  5C077PP53 ,  5C077PQ12 ,  5C077PQ19 ,  5C077PQ22 ,  5C077TT06
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (5件)
  • 画像読取方法および画像読取装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-152782   出願人:富士写真フイルム株式会社
  • 特開平4-181270
  • 特開平4-219069
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