特許
J-GLOBAL ID:200903031926331246

火災監視制御盤の予備電源試験装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-278606
公開番号(公開出願番号):特開平9-120496
出願日: 1995年10月26日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】バッテリ消耗時の予備電源試験における異常な電圧低下を確実に警報する。【解決手段】バッテリ20にダミー抵抗R16を接続した際に電源電圧が、ウォッチドックドタイマ34の最低動作電圧以下Vr2でMPU6の最低動作電圧Vr1以上の範囲に低下した場合(Vr2>Vr1)、ウォッチドックドタイマ34によるMPU6のリセットでバッテリ20からダミー抵抗R1を切り離し、MPU6のリセット動作に伴ってポート信号E6が出力されブザー36が1回鳴動する。同時にダミー抵抗R16の切離しで電源電圧が回復し、ウォッチドックドタイマ34が再び動作し、再度、MPU6の予備電源制御でダミー抵抗R16をバッテリ20に接続して電源電圧を降下させ、これが繰り返されることで、ブザー36が間欠鳴動する。
請求項(抜粋):
予備電源試験スイッチを操作している間、商用交流電源に基づいた直流電源電圧の供給から前記予備電源による電源供給に切り替えると共に、前記予備電源にダミー負荷を接続して試験する火災監視制御盤の予備電源試験装置に於いて、所定の第1最低動作電圧を有し、前記予備電源試験スイッチの操作に基づいて前記予備電源の試験を実行するMPUと、前記MPUの第1最低動作電圧より高い所定の第2最低動作電圧を有し、前記MPUのソフトウェアタイマによる所定の第1時間T1毎のソフトタイマ出力を受けてリトリガされ、前記第1時間を越える所定第2時間に達しても前記ソフトウェアタイマ出力が得られなかった際に前記CPUにリセット信号を出力し、さらに電源電圧が前記第1動作電圧以下の際にリセット信号の出力状態に固定されるウォッチドックドタイマと、前記ウォッチドックドタイマからのリセット信号による前記MPUのリセット時に該MPUから出力されるポート信号により予備電源異常を警報する警報回路と、を設け、前記予備電源にダミー抵抗を接続した際に、電源電圧が前記ウォッチドックドタイマの第2最低動作電圧以下で前記プロセッサの第1最低動作電圧以上の範囲に低下した場合、前記ウォッチドックドタイマによるMPUのリセットで予備電源からダミー負荷の接続を切り離して電源電圧を回復させる動作を反復することにより、前記ブザーを間欠鳴動させることを特徴とする火災監視制御盤の予備電源試験装置。
IPC (3件):
G08B 29/12 ,  G08B 17/00 ,  G08B 23/00 530
FI (3件):
G08B 29/12 ,  G08B 17/00 L ,  G08B 23/00 530

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