特許
J-GLOBAL ID:200903031930083125

機器用アンカーボルトの引抜強度試験方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 大和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-220634
公開番号(公開出願番号):特開平10-048112
出願日: 1996年08月02日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 容易にアンカーボルトの引抜強度試験を行なえるとともに、機器が設置された状態でも機器を移動することなく簡易に引抜強度試験を行なえる方法を提供する。【解決手段】 基礎1の上に、下方が開口された断面略コ字形状に形成された機器用の架台2を配置させるとともに、基礎1の表面から突出させられたアンカーボルト3のねじ部3aに架台2の孔を通し、その状態で、アンカーボルト3のねじ部3aに、ワッシャ4を介してナット5を架台2の上面に向かってねじ込む。次に、所定トルク値をセットしたトルクレンチ6でナット5を締め付け、トルク値が得られるかを確認してアンカーボルトの引き抜き強度を診断する。トルク値が得られたら、規定のへり空き寸法が確保されているかを確認し、アンカーボルト3が埋め込まれた基礎1の任意位置に後施工アンカーを埋め込んで引抜強度試験を行ない、基礎1が規定の強度を有しているかを診断する。
請求項(抜粋):
建築設備などの機器を設置する基礎に埋め込まれて機器の基礎側の適宜位置を架台を介して係止・固定するアンカーボルトの引き抜き強度を診断する引抜強度試験方法であって、基礎の上に載置された架台の上面に突出したアンカーボルトの先端からナットを架台上面に向かってねじ込み、前記ナットを所定トルクで締め付けできる締付器具により締め付けて、所定トルクでナットを締め付けた時にナットがアンカーボルトを上方へ引き上げる力によりアンカーボルトの引き抜き強度を診断できることを特徴とする機器用アンカーボルトの引抜強度試験方法。
IPC (2件):
G01N 3/08 ,  G01L 5/00
FI (2件):
G01N 3/08 ,  G01L 5/00 Z

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