特許
J-GLOBAL ID:200903031933071462
固体レーザ発振器
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-265307
公開番号(公開出願番号):特開平6-090044
出願日: 1992年09月07日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 放射光の光分布が異方性を有する励起光源を用いた場合の、固体レーザ媒質の光軸に対して垂直な面の異方的な温度上昇を低減し、固体レーザ媒質の異方性を有する熱レンズ効果、熱収差効果、熱復屈折効果を低減する。【構成】 固体レーザ媒質が、励起光分布の長手方向と直交する互いに平行な1対の側面を有し、かつ励起光の光軸に直交する面について励起光分布の中心から各側面までの距離を他の面までの距離に比較して短くし、放熱手段を少なくとも固体レーザ媒質の上記面に熱的に接触することにより、光軸に直交する面前記励起光の光分布に応じて発生する異方的な熱分布を補償して等方的な熱分布となるように放熱させることができ、固体レーザに於て異方性を有する熱レンズ効果などを低減することが可能となることから、レーザ光の収差を低減でき、高品質の光ビームを得ることが期待できる。
請求項(抜粋):
1対のミラーからなる共振器と、前記共振器中に配置された固体レーザ媒質と、前記固体レーザ媒質を端面励起するべく光軸に直交する面について、楕円若しくは長円形に分布する励起光を発生する励起光源と、前記固体レーザ媒質に発生した熱を放熱させる手段とを備える固体レーザ発振器に於て、前記固体レーザ媒質が、前記励起光分布の長手方向と直交する互いに平行な1対の側面を有し、かつ前記励起光の光軸に直交する面について前記励起光分布の中心から前記各側面までの距離が他の面までの距離に比較して短くなっており、前記放熱手段が、少なくとも前記固体レーザ媒質の前記面に熱的に接触することにより、前記光軸に直交する面前記励起光の光分布に応じて発生する異方的な熱分布を補償して等方的な熱分布となるように放熱させることを特徴とする固体レーザ発振器。
IPC (3件):
H01S 3/06
, H01S 3/042
, H01S 3/094
FI (2件):
H01S 3/04 L
, H01S 3/094 S
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