特許
J-GLOBAL ID:200903031935501235

誘導型直線位置検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯塚 義仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-083308
公開番号(公開出願番号):特開平10-153402
出願日: 1997年03月16日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 小型かつシンプルな構造を持つと共に、広い範囲にわたって直線位置検出が可能であり、かつ、微小範囲で高分解能に検出可能にする。【解決手段】 1相交流励磁される1次巻線及び直線変位方向に関して異なる位置に配置された複数の2次巻線を含む巻線部(10)と、磁気応答部材(22)を直線変位方向に沿って所定のピッチで複数繰り返して設けて成り、検出対象直線位置に応じて振幅変調された誘導出力交流信号を、各2次巻線の配置のずれに応じて異なる振幅関数特性で、各2次巻線に誘起させる可変磁気結合部(20)とを具備し、各2次巻線に誘起される各誘導出力交流信号は、その振幅関数が磁気応答部材(22)の繰り返しピッチを1サイクルとして周期的にそれぞれ変化する。可変磁気結合部(20)は、ワイヤ線からなる芯部と、この芯部の周囲に前記所定のピッチで複数繰り返して配置してそれぞれをかしめ止めすることによって該芯部に固定した金属片からなる前記磁気応答部材とを含む。
請求項(抜粋):
1相の交流信号によって励磁される1次巻線及び直線変位方向に関して異なる位置に配置された複数の2次巻線を含む巻線部と、検出対象たる直線位置に連動して前記巻線部に対して相対的に変位されるものであり、かつ、所定の磁気応答特性を持つ磁気応答部材を直線変位方向に沿って所定のピッチで複数繰り返して設けて成り、前記相対的変位に応じて前記部材の前記巻線部に対する対応位置が変化することにより前記1次巻線と各2次巻線間の磁気結合が前記検出対象直線位置に応じて変化され、これにより、該検出対象直線位置に応じて振幅変調された誘導出力交流信号を、各2次巻線の配置のずれに応じて異なる振幅関数特性で、各2次巻線に誘起させる可変磁気結合部とを具備し、前記各2次巻線に誘起される各誘導出力交流信号は、その電気的位相が同相であり、その振幅関数が前記磁気応答部材の繰り返しピッチを1サイクルとして周期的にそれぞれ変化することを特徴とする誘導型直線位置検出装置。
IPC (2件):
G01B 7/00 ,  G01D 5/243
FI (2件):
G01B 7/00 D ,  G01D 5/243 B
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭49-107758
  • 特開昭62-035202
  • 特開昭58-202820
審査官引用 (3件)
  • 特開昭49-107758
  • 特開昭62-035202
  • 特開昭58-202820

前のページに戻る