特許
J-GLOBAL ID:200903031940641819
放射性物質の封入方法および冷却装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-037154
公開番号(公開出願番号):特開2002-243888
出願日: 2001年02月14日
公開日(公表日): 2002年08月28日
要約:
【要約】【課題】容器本体内を短時間で乾燥させ、高い密閉性を持って放射性物質を金属密閉容器内へ封入することが可能な放射性物質の封入方法を提供する。【解決手段】キャニスタ30の容器本体32内に使用済燃料集合体36を挿入し容器本体内の冷却水を排水した後、給気管74を通して容器本体内の底部に加熱気体を供給し残留水を蒸発させる。同時に、容器本体内をポンプ80により所定の真空度まで排気する。残留水の蒸発および真空排気を行う間、容器本体の外側に設けられた冷却用ジャケット82を通して冷却水を循環させ、容器本体内を100°C以上でかつ所定の耐熱温度よりも低い温度に維持する。
請求項(抜粋):
底部が閉塞したほぼ筒状の容器本体と、上記容器本体の上端開口部を閉塞した一次蓋および二次蓋と、を有する金属密閉容器に放射性物質を封入する放射性物質の封入方法において、上端の開口した上記容器本体を水中に沈め、容器本体内を水で満たす工程と、上記水中で、上記容器本体内に放射性物質を装填する工程と、上記放射性物質の装填後、水中で、上記容器本体の上端開口部内に遮蔽体を装着する工程と、上記遮蔽体の装着後、上記容器本体を水中から引き上げるとともに、上記遮蔽体が露出するまで上記容器本体内から所定量の水を抜き取る工程と、上記水の抜き取り後、上記一次蓋を上記容器本体の上端開口部内に配置し、容器本体に溶接する工程と、上記一次蓋の溶接後、この一次蓋および遮蔽体に設けられた排出口から上記容器本体内の水を排水する工程と、上記排水後、上記排出口から上記容器本体内の底部に加熱気体を供給して上記底部に残留した水を蒸発させる工程と、上記残留水を蒸発させた後、上記排出口を通して上記容器本体内を真空に排気する工程と、上記蒸発工程および排気工程の間、上記容器本体の外側を冷却し、容器本体内を100°C以上でかつ所定の耐熱温度よりも低い温度に維持する冷却工程と、上記排気工程の後、上記排出口を密閉するとともに、上記二次蓋を上記容器本体の上端開口部内に配置し、容器本体に溶接する工程と、を備えたことを特徴とする放射性物質の封入方法。
IPC (4件):
G21C 19/06
, G21F 9/36 501
, G21F 9/36 541
, G21F 5/10
FI (4件):
G21F 9/36 501 J
, G21F 9/36 541 A
, G21C 19/06 S
, G21F 5/00 N
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