特許
J-GLOBAL ID:200903031942565133

超伝導体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-269587
公開番号(公開出願番号):特開平8-225321
出願日: 1988年06月11日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【課題】 従来の超伝導体より高いJ<SB>c</SB> 並びに大きい機械的強度及び熱伝導率を有する超伝導体を製造し得る方法を提供する。【解決手段】 名目組成YBa<SB>2</SB> Cu<SB>3</SB> O<SB>9-</SB>δ(式中、1.5≦δ<2.5である)を有する超伝導性酸化物からなる超伝導体の製造方法において、a)Ba、Cu及びYの1以上の酸化物を含み、固相-液相領域及び液相領域並びに固相線温度を有する相図に従う前駆体材料からなる基体を用意し;b)その基体を加熱して高温帯域を形成させ、高温帯域内の前駆体材料の少なくとも一部が固相線温度より高い温度にある液体であり、かつ高温帯域外の前駆体材料が液体ではないようにし;c)高温帯域を基体に対して、液体前駆体材料の方向性固化が起こるように移動させ;さらにd)再固化した材料を酸素含有雰囲気中で熱処理し、再固化した材料から超伝導性酸化物を生成させることにより、固相線温度より高い温度に加熱しないこと以外は同様にして得られる超伝導性酸化物に比べて少なくとも20%高い臨界電流密度を有する超伝導性酸化物を得ることを特徴としている。
請求項(抜粋):
名目組成YBa<SB>2</SB> Cu<SB>3</SB> O<SB>9-</SB>δ(式中、1.5≦δ<2.5である)を有する超伝導性酸化物からなる超伝導体の製造方法において、a)Ba、Cu及びYの1以上の酸化物を含み、固相-液相領域及び液相領域並びに固相線温度を有する相図に従う前駆体材料からなる基体を用意し;b)その基体を加熱して高温帯域を形成させ、高温帯域内の前駆体材料の少なくとも一部が固相線温度より高い温度にある液体であり、かつ高温帯域外の前駆体材料が液体ではないようにし;c)高温帯域を基体に対して、液体前駆体材料の方向性固化が起こるように移動させ;さらにd)再固化した材料を酸素含有雰囲気中で熱処理し、再固化した材料から超伝導性酸化物を生成させることにより、固相線温度より高い温度に加熱しないこと以外は同様にして得られる超伝導性酸化物に比べて少なくとも20%高い臨界電流密度を有する超伝導性酸化物を得ることを特徴とする方法。
IPC (7件):
C01G 3/00 ZAA ,  C01G 1/00 ,  C04B 35/45 ZAA ,  C30B 29/22 501 ,  C30B 29/22 ,  H01B 12/02 ZAA ,  H01B 13/00 565
FI (7件):
C01G 3/00 ZAA ,  C01G 1/00 S ,  C30B 29/22 501 Z ,  C30B 29/22 501 B ,  H01B 12/02 ZAA ,  H01B 13/00 565 D ,  C04B 35/00 ZAA K

前のページに戻る