特許
J-GLOBAL ID:200903031951233976

セル送出制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-004470
公開番号(公開出願番号):特開2002-208952
出願日: 2001年01月12日
公開日(公表日): 2002年07月26日
要約:
【要約】【課題】 伝送路の輻輳時には低優先のセルの出力を制限しつつ、帯域に余裕がある場合には空き帯域を低優先セルが有効に利用することのできるセル送出制御装置を得ること。【解決手段】 高優先の第1の仮想チャネルVC1は第1の第1段シェーパ321に接続されており、低優先の第4の仮想チャネルVC14は第4の第1段シェーパ324に接続されていて、それぞれ独自のシェーピングレートでセルのシェーピングを行う。それぞれのキュー311、314はセルを回線に出力しようとするとき第2段シェーパ331にリクエストを行う。第2段判定器353は高優先のセルについて受信側の装置のCDVTに違反が生じない場合には直ちにキュー311から出力を行わせる。低優先のセルについてはセル遅延変化量CDVの計算値が“0”となるまで待ってキュー314から出力させる。このように2段階のシェーピングを行うので、実時間性を有する高優先のセルの品質を確保できると共に、空き帯域を利用して低優先のセルを出力できる。
請求項(抜粋):
同一の仮想パスに束ねて出力するそれぞれの仮想チャネルごとに設けられ、入力された所定のデータ列からなるセルを格納するキューと、これら対応するキューに格納されたセルをそれぞれ独自に定めた出力レートの範囲内にシェーピングするシェーピング手段と、シェーピング後のセルの前記キューからの出力要求をセルの出力に際しての優先度を表わした優先度情報と共に出力する出力要求手段とをそれぞれ備えた複数のシェーパと、これら複数のシェーパの前記出力要求手段の出力要求を入力し、高優先のセルの出力要求が存在するかどうかを判別する高優先セル出力要求有無判別手段と、この高優先セル出力要求有無判別手段が高優先のセルの出力の要求があると判別したときで送出先の装置との間で所定の違反が生じないとされた場合には直ちに、その違反が生じるとされた場合には予め取り決められたセルの送出間隔でこれを対応する前記キューから出力する高優先セル出力手段と、前記高優先セル出力要求有無判別手段が高優先のセルの出力の要求がないと判別したとき低優先のセルの出力の要求があるかどうかを判別する低優先セル出力要求有無判別手段と、この低優先セル出力要求有無判別手段が低優先のセルの出力の要求があると判別した場合に、前記仮想パスにおける前記送出先の装置との間で取り決められたセルの送出間隔で定められるタイミングでそのセルの出力が可能であるかどうかを判別する低優先セル出力可否判別手段と、この低優先セル出力可否判別手段が出力可と判別したときに該当する低優先のセルを対応する前記キューから出力する低優先セル出力手段とを具備することを特徴とするセル送出制御装置。
Fターム (8件):
5K030GA08 ,  5K030HA10 ,  5K030HB17 ,  5K030HB29 ,  5K030HC14 ,  5K030HD06 ,  5K030LC02 ,  5K030LC09
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • ATMセルシェーパ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-063660   出願人:日本電信電話株式会社

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