特許
J-GLOBAL ID:200903031952645674

筒内噴射エンジンの燃焼室構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-052200
公開番号(公開出願番号):特開2000-248942
出願日: 1999年03月01日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【目的】 筒内噴射エンジンにおいて、点火プラグ近傍には噴霧が微粒化して充分に霧化の進んだ混合気のみを所要の濃度で収集させて層状化し、シリンダ全体としては希薄の混合気の濃度とし、燃費の向上を図るとともに、点火プラグにかぶりやスモークが発生するのを防止することにある。【構成】 シリンダ軸線を含んでシリンダヘッドの幅方向に仮想平面を描出し、ピストンの頂面には吸気口及び点火プラグと対向する部位を窪ませて窪部を形成するとともにこの窪部をシリンダ軸線を挟んで仮想平面と直交するクランク軸線方向各側及び排気口側から囲むように隆起させた隆起部を設け、窪部と隆起部によってキャビティを形成し、隆起部をクランク軸線方向各側に位置する各側隆起部位と排気口側に位置する排気側隆起部位とから構成し、この排気側隆起部位と仮想平面との交わる部位には燃料噴射弁からの初期噴霧を排気口側に流去させる噴霧案内溝を設けている。
請求項(抜粋):
エンジンのシリンダブロックのシリンダとこのシリンダに摺動可能に保持されるピストンの頂面と前記シリンダブロックに載置されるシリンダヘッドのヘッド側窪部との間で燃焼室を形成し、前記シリンダヘッドのシリンダ軸線を挟んで前記シリンダヘッドの幅方向一側の前記ヘッド側窪部に吸気口を開口して設け、前記シリンダ軸線を挟んで前記シリンダヘッドの幅方向他側の前記ヘッド側窪部には排気口を開口して設け、前記シリンダヘッドの幅方向一側の吸気側壁部には前記ヘッド側窪部に臨ませて燃料噴射弁を設け、前記シリンダヘッドの略シリンダ軸線部位には前記ヘッド側窪部に臨ませて点火プラグを設け、前記ピストンの頂面には前記燃料噴射弁から噴射される燃料を受けるキャビティを形成した筒内噴射エンジンの燃焼室構造において、前記シリンダ軸線を含んで前記シリンダヘッドの幅方向に仮想平面を描出し、前記ピストンの頂面には前記吸気口及び前記点火プラグと対向する部位を窪ませて窪部を形成するとともにこの窪部を前記シリンダ軸線を挟んで前記仮想平面と直交するクランク軸線方向各側及び前記排気口側から囲むように隆起させた隆起部を設け、前記窪部と前記隆起部によって前記キャビティを形成し、前記隆起部を前記クランク軸線方向各側に位置する各側隆起部位と前記排気口側に位置する排気側隆起部位とから構成し、この排気側隆起部位と前記仮想平面との交わる部位には前記燃料噴射弁からの初期噴霧を前記排気口側に流去させる噴霧案内溝を設けたことを特徴とする筒内噴射エンジンの燃焼室構造。
IPC (2件):
F02B 23/10 ,  F02F 3/26
FI (2件):
F02B 23/10 D ,  F02F 3/26 A
Fターム (11件):
3G023AA00 ,  3G023AA02 ,  3G023AA04 ,  3G023AA15 ,  3G023AB03 ,  3G023AC05 ,  3G023AD02 ,  3G023AD03 ,  3G023AD09 ,  3G023AD12 ,  3G023AD14

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