特許
J-GLOBAL ID:200903031956486031

2次の非線形光学部材、及びその製造方法、並びに光変調素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-072542
公開番号(公開出願番号):特開平10-325969
出願日: 1998年03月20日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】温度特性や光の入射角の許容範囲が変化すると、光の変調度が変化するため、組立が非常に困難であったり、温度特性に問題があった。【解決手段】無機ガラスからなる基材に対して、相異なるx軸方向とy軸方向から加熱状態で高電圧を印加することにより分極処理を行うことにより、分極処理方向にほぼ直交するz軸方向、即ち光透過方向に伝搬する光がほとんど複屈折を感じない2次の非線形光学部材101を得る。この2次の非線形光学部材101からなる電気光学素子を、偏光子、1/4波長板、検光子の間に配置し、光変調素子を作製する。この結果、光軸ずれの影響の小さな、温度特性の良好な2次の非線形光学材料やそれを用いた光変調素子が作製可能となる。
請求項(抜粋):
無機ガラス材料を含む基材を分極処理して作製された2次の非線形光学部材であって、前記分極処理は、相異なる第1の方向と第2の方向から行われたものであり、前記第1及び前記第2の方向に実質上直交する第3の方向に伝搬する光に対して、自然複屈折の発生が抑制されること、又はその発生が実質上ないことを特徴とする2次の非線形光学部材。
IPC (3件):
G02F 1/35 505 ,  G02B 6/12 ,  G02F 1/01
FI (3件):
G02F 1/35 505 ,  G02F 1/01 C ,  G02B 6/12 H

前のページに戻る