特許
J-GLOBAL ID:200903031964215403

オレフィン重合用固体触媒およびこの触媒を用いるオレフィンの重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-010648
公開番号(公開出願番号):特開平7-216010
出願日: 1994年02月01日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【構成】 微粒子状担体に、下記式で表される遷移金属化合物と、有機アルミニウムオキシ化合物および前記遷移金属化合物と反応してイオン対を形成する化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物とが担持された固体触媒成分が含まれた懸濁液中または気相中でオレフィンを予備重合させてなるオレフィン重合用固体触媒およびこの触媒を用いるオレフィンの重合方法。【化1】【効果】 メルトテンションの高いオレフィン重合体を高い重合活性で重合することができ、かつ保存安定性に優れている。
請求項(抜粋):
微粒子状担体に、(A)下記式(I)で表される遷移金属化合物と、【化1】[式中、Mは、第3B族、第4B族、第5B族または第6B族の遷移金属原子を示し、R1 、R2 、R3 およびR4 は、それぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1〜20の炭化水素基、炭素原子数1〜20のハロゲン化炭化水素基、ケイ素含有基、ゲルマニウム含有基、酸素含有基、イオウ含有基、窒素含有基またはリン含有基を示し、Xは、アニオン性配位子または中性ルイス塩基配位子を示し、nは、Mの原子価に応じて0,1,2,3または4であり、Yは、-O-、-S-、-NR5 -、-PR5 -;またはOR5 、SR5 、NR52 もしくはPR52 で表される基を示し、2個のR5 が縮合環を形成していてもよく、Zは、-SiR62 -、-CR62 -、-SiR62SiR62 -、-CR62CR62 -、-CR6=CR6-、-SnR62 -、-GeR62 -または-BR6-で表される基を示し、2個以上のR6 が縮合環を形成していてもよく、またYの1個以上のR5 とZの1個以上のR6 とが縮合環を形成してもよい。これらの基においてR5 およびR6 は、それぞれ独立に水素原子、炭素原子数1〜20の炭化水素基、炭素原子数1〜20のハロゲン化炭化水素基またはケイ素含有基を示す。](B)(b-1) 有機アルミニウムオキシ化合物、および(b-2) 前記遷移金属化合物(A)と反応してイオン対を形成する化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物と、が担持された固体触媒成分が含まれる懸濁液中または気相中でオレフィンを予備重合させてなるオレフィン重合用固体触媒。
IPC (2件):
C08F 4/642 MFG ,  C08F 10/00

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