特許
J-GLOBAL ID:200903031965240746

ターボチャージャ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-177665
公開番号(公開出願番号):特開2003-227344
出願日: 2002年06月18日
公開日(公表日): 2003年08月15日
要約:
【要約】【課題】タービンケーシング1から流入する排気ガス20やタービン翼車6背面の円盤部6aの回転に起因して円盤部6aとシールド板9の隙間内に旋回流れが生じ、シールリング8付近のガス圧が低下することによりシールリング8周囲からタービン翼車6側へ潤滑油が漏れるおそれがある。本発明はこの現象を防止する。【解決手段】タービン翼車6背面の円盤部6aと対向するシールド手段9或いはハウジング3面に、前記タービン翼車6に向けて開放され、タービン翼車6の円盤部6aの外径より内側から前記開放が開始する環状の空洞部10を設け、該空洞部10の開始端部9aおよび終端部9cを共に前記円盤部6aに近接配置することにより解決する。本発明によれば、円盤部6aとシールド板9間の隙間内に生じる旋回流れが抑制され、隙間内の外径側から内径側に向かって低下する圧力勾配を減少させる構成が提供される。
請求項(抜粋):
排気ガスの導入流路であるタービンケーシングと、タービンケーシングを支持するハウジングと、ハウジングに回転自在に支持されたシャフトと、シャフトの端部に配設され、翼部最大径以下の外径を有する円盤部を背面に備えたタービン翼車と、前記円盤部に対向する位置に設置されたシールド手段を有するターボチャージャにおいて、前記シールド手段は、前記タービン翼車に向けて開放され、タービン翼車の円盤部の外径より内側から前記開放が開始する環状の空洞部を有し、該空洞部の開始端部および終端部が共に前記円盤部に近接配置されることを特徴とするターボチャージャ。
FI (2件):
F02B 39/00 N ,  F02B 39/00 S
Fターム (8件):
3G005EA04 ,  3G005EA16 ,  3G005FA33 ,  3G005GB65 ,  3G005GB73 ,  3G005GB79 ,  3G005GB82 ,  3G005GB84

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