特許
J-GLOBAL ID:200903031966882245

継手装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-166098
公開番号(公開出願番号):特開平11-013959
出願日: 1997年06月23日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】 管体がコネクタに対して正規に挿入されているか否かのチェックを確実に行うようにする。【解決手段】 パイプPと雌側管体とを接続するコネクタ2の外周面に検知部を突出形成し、ここにチェッカー14を取り付けておく。チェッカー14の後端には検知片22が折り返し形成されており、コネクタ2内に進入することができるようになっている。パイプPが正規深さまで挿入されている場合には、検知片22の先端がパイプPの鍔部に至る前にチェッカー14の係合部20が検知部15から解離してチェッカー14の取り外しが可能となる。しかし、パイプPが不完全に挿入されている場合には、検知片22の先端が鍔部1に当接した状態では、係合部20と検知部15との係合状態が保持されているため、チェッカー14は取り外すことができない。チェッカー14がコネクタ2から取り外すことが出来るか否かをもって、パイプPの正規挿入の有無を知ることができる。
請求項(抜粋):
雌雄の両管体を接続するコネクタを備え、このコネクタの一端側には雌側管体に対して装着可能な雌側装着部が形成され、他端側には先端部にフランジ状の鍔部を有する雄側管体を受け入れて前記鍔部に係止することで雄側管体を抜け止め状態に保持するリテーナが組み付けられてなる継手装置であって、前記コネクタの外面には、管体が正規挿入されているか否かの検知を行うチェッカーを装着するための検知用突部が軸方向に沿って所定長さ範囲にわたって形成される一方、前記チェッカーは前記検知部に対して軸方向への摺動可能でかつ解離可能に係合する係合部と、前記コネクタ内部に進入し前記鍔部に当接する位置に応じてチェッカーの軸方向への移動ストロークを規定する検知片とが備えられるとともに、前記チェッカーが前記検知部に対する初期の装着位置にあるときの検知片の先端から正規深さ位置にある鍔部までの距離が、係合部が検知部から解離するのに必要な摺動ストロークよりも長く設定されていることを特徴とする継手装置。
IPC (2件):
F16L 21/08 ,  F16L 21/00
FI (2件):
F16L 21/08 Z ,  F16L 21/00 E

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