特許
J-GLOBAL ID:200903031974333994

鋼材の焼入れ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-329745
公開番号(公開出願番号):特開2001-152243
出願日: 1999年11月19日
公開日(公表日): 2001年06月05日
要約:
【要約】【課題】 設備の大型化や複雑化をきたすことなく1槽の焼入槽でマルクエンチ処理を行うことができ、処理後の取り扱いを簡単化することができるようにする。【解決手段】 所定の焼入温度に保持された鋼材部品をマルテンサイト変態終了点(Mf点)以下の温度に維持された焼入油中に浸漬してマルテンサイト変態開始点(Ms点)の直上温度まで急冷し、当該鋼材部品を焼入油中から取り出して、当該鋼材部品の保有熱によりマルテンサイト変態開始点(Ms点)の直上近傍の温度になるまで恒温保持したのち、当該焼入油中に浸漬して冷却する。この場合、急冷時及び恒温保持時の鋼材部品の温度を、予め設定された当該鋼材部品の冷却曲線に基づき決定した焼入油中の浸漬時間及び焼入油中から取り出した後の放置時間により管理する。
請求項(抜粋):
所定の焼入温度に保持された鋼材部品をマルテンサイト変態終了点(Mf点)以下の温度に維持された焼入油中に浸漬してマルテンサイト変態開始点(Ms点)の直上温度まで急冷し、当該鋼材部品を焼入油中から取り出して、当該鋼材部品の保有熱によりマルテンサイト変態開始点(Ms点)の直上近傍の温度になるまで恒温保持したのち、当該焼入油中に浸漬して冷却することを特徴とする鋼材の焼入れ方法。

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