特許
J-GLOBAL ID:200903031975095531

物理量多点計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-311618
公開番号(公開出願番号):特開平6-160128
出願日: 1992年11月20日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】長区間に分散して配置されている多数の種類のことなる光式物理量センサのセンサ出力信号を安定、かつ、高精度に一括して計測できる経済性に優れた光ファイバを使用した物理量多点計測装置を提供することにある。【構成】第一,第二からなる光ファイバ2a,2bと、この両光ファイバの経路中に相対応する多数の分岐部4a,4b・・を設け、前記分岐部間には光式物理量センサ31,32・・を接続し、第一の光ファイバには光パルス発生器5,第二の光ファイバには受光器6を設け、光パルス発生器5と受光器6間には信号処理装置7と備え、前記分岐部間に、前記光式物理量センサの光損失の同一性の光損失を生じ、かつ、この損失を任意に変えることができる光減衰器9を接続すると共に、前記分岐部間の少なくとも任意の一個所以上は、前記光減衰器9のみを接続し、前記信号処理装置7は、前記光式物理量センサ31,32・・の出力を前記光減衰器9からの出力により補正するようにしたものである。
請求項(抜粋):
分散した計測個所に沿って配設した第一,第二の二本からなる光ファイバと、前記両光ファイバの経路中に所定の間隔をおいて相対応する多数の分岐部をそれぞれ設け、前記多数の相対応する分岐部間には、検出される物理量の変化により光損失を変化させる光式物理量センサと、光減衰器とが接続され、前記第一の光ファイバの一端に光パルスを送り出す光源と、前記第二の光ファイバの一端に光パルスを受光する受光器とを備え、前記光源と前記受光器間には、前記光式物理量センサの出力を補正する信号処理装置とを具備する光ファイバを使用した物理量多点計測装置において、前記光減衰器は、前記光式物理量センサの光損失の同一性の光損失を生じさせ、かつ、その損失を任意に変えるようにすると共に、前記多数の相対応する分岐部間の少なくとも任意の一個所以上は前記光減衰器のみを接続し、前記信号処理装置は、前記光減衰器からの出力を参照し前記光式物理量センサの出力を補正することを特徴する物理量多点計測装置。
IPC (2件):
G01D 21/00 ,  G02B 6/00

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