特許
J-GLOBAL ID:200903031988045207

白血球分析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-090559
公開番号(公開出願番号):特開平5-099919
出願日: 1991年04月22日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【目的】 レーザ光を白血球等の細胞に照射し、細胞からの緑色蛍光及び赤色蛍光により細胞の分類する方法において、分類正確度及び再現性を向上させる。【構成】 分析蛍光染色溶液としてアクリジンオレンジ蛍光染色溶液を使用し、この染色溶液を、生理学的浸透圧条件、溶液pHを生理学的pHより高くし、更に赤血球溶血剤を溶液に添加する。代表的なアクリジンオレンジ蛍光染色溶液の成分条件を表1に示す。本発明では、生理学的等張条件のため白血球細胞の損傷が少なく、染色時間の短縮化、蛍光強度の増大、溶血剤使用による赤血球の妨害が少ない。その結果、正常白血球5分類の分類精度向上と、異型リンパ球及び幼若顆粒球の分類が可能である。【表1】
請求項(抜粋):
レーザ光を利用するフロー式の白血球分析方法において、予め白血球を染色するための分析蛍光染色溶液として、(1)アクリジンオレンジ蛍光染料(2)溶液pHが生理的pHより高い緩衝液(3)生理的等張浸透圧からなる試薬を含むアクリジンオレンジ蛍光染色溶液を使用し、白血球からの緑色蛍光及び赤色蛍光による蛍光信号の大小により、血液中の白血球の分類を行うことを特徴とする白血球分析方法。
IPC (3件):
G01N 33/48 ,  G01N 15/14 ,  G01N 33/49
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-070166
  • 特公昭59-000853

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