特許
J-GLOBAL ID:200903031993002915
通信同期方法および通信端末
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-296109
公開番号(公開出願番号):特開2009-124450
出願日: 2007年11月14日
公開日(公表日): 2009年06月04日
要約:
【課題】基準局を持たない時分割多元接続方式による通信システムの通信同期方法において、局所解に収束することを回避すること。【解決手段】通信端末は、他の複数の通信端末の送信データを受信し、送信タイミング、位置情報を測定し(ステップ10)、送信タイミングから第1制御量Δと分散σ2 を求める(ステップ12)。最も東に位置する通信端末の通信端末をΔλとし(ステップ14)、第2制御量Δ* をΔ* =αΔ+(1-α)Δλによって求める(ステップ16)。ここで、αは分散σ2 が小さいほど1に近づき、分散が大きいほど0に近づく分散の関数である。次に、第2制御量Δ* 分送信タイミングを変更してデータを送信し、送信データには自己の位置情報を含ませる(ステップ18)。この通信同期方法によると、分散の大きい領域が西側へ移動していき、局所解への収束を回避することができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
時分割多元接続方式により通信を行う複数の第1通信端末で構成された通信システムを同期させる通信同期方法において、
前記第1通信端末の送信する送信データには、前記第1通信端末の位置情報が含まれていて、
前記第1通信端末は、
自己の位置情報を取得し、
他の前記第1通信端末の送信データを1フレームの間受信することで、他の前記第1通信端末の送信タイミングおよび位置情報を測定し、
その測定した前記送信タイミングから第1制御量Δを求め、
その測定した前記送信タイミングの分散を求め、
前記分散の値が小さい場合は、第1制御量Δの影響を大きくし、前記分散の値が大きい場合は、自己の位置に対して特定の方向に位置する他の前記第1通信端末の送信タイミングΔλの影響を大きくするように配分して第2制御量Δ* を決定し、
自己の位置情報を含む送信データを送信する際、前記第2制御量Δ* に基づき送信タイミングを変更すること、
を特徴とする通信同期方法。
IPC (3件):
H04W 56/00
, H04J 3/06
, H04W 64/00
FI (3件):
H04B7/26 N
, H04J3/06
, H04B7/26 106A
Fターム (9件):
5K028CC05
, 5K028NN00
, 5K067AA13
, 5K067CC04
, 5K067DD20
, 5K067DD25
, 5K067EE02
, 5K067JJ52
, 5K067JJ56
引用特許:
出願人引用 (2件)
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移動局間フレーム同期方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-210245
出願人:日本電信電話株式会社
-
通信装置及び方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-320737
出願人:株式会社豊田中央研究所
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