特許
J-GLOBAL ID:200903031996006512

即湯式の給湯装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-057968
公開番号(公開出願番号):特開平7-269949
出願日: 1994年03月29日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 給湯温を温度変化の少ないものに維持できると共に、ランニングコストや騒音の低減を可能とする即湯式の給湯装置を提供する。【構成】 熱交換器2に、入水路5及び給湯路7が接続され、入水路5と給湯路7とを接続するバイパス路8の接続箇所において混合される湯量と水量との比を調整するミキシングバルブ9が設けられ、バイパス路8の接続箇所よりも下流側部分と、入水路5におけるバイパス路8の分岐箇所よりも上流側部分とを接続する戻り路10を通して循環対象湯を循環させる循環ポンプ11が設けられ、入水温センサ21の検出値が下限温度以下になるに伴って、循環ポンプ11の循環作動、ファン4の通風作動、及び、バーナ3の燃焼作動を開始させ、入水温センサ21の検出値が上限温度以上になるに伴って、循環ポンプ11の循環作動、ファン4の通風作動、及び、バーナ3の燃焼作動を停止する形態で、保温制御を実行し、さらに、出湯後に、ファン4を設定時間通風作動させて水加熱用熱交換器2を冷却する冷却制御を実行するように構成されている。
請求項(抜粋):
水加熱用熱交換器(2)を加熱するバーナ(3)に対して、燃焼用空気を通風し且つ燃焼ガスを前記水加熱用熱交換器(2)の設置部を通して排出する通風手段(4)が設けられ、前記水加熱用熱交換器(2)に、入水路(5)、及び、給湯栓(6)を備えた給湯路(7)が接続され、前記入水路(5)と前記給湯路(7)とを接続するバイパス路(8)、及び、前記給湯路(7)における前記バイパス路(8)の接続箇所において混合される湯量と水量との比を調整する混合比調整手段(9)が設けられ、前記給湯路(7)における前記バイパス路(8)の接続箇所よりも下流側部分と、前記入水路(5)における前記バイパス路(8)の分岐箇所よりも上流側部分とを接続する戻り路(10)、及び、その戻り路(10)を通して循環対象湯を循環させる循環ポンプ(11)が設けられ、前記バーナ(3)、前記通風手段(4)、前記混合比調整手段(9)、及び、前記循環ポンプ(11)夫々の作動を制御する制御手段(H)が設けられ、前記制御手段(H)は、前記給湯路(7)における前記バイパス路(8)の接続箇所よりも下流側部分の混合湯の温度を検出する混合湯温検出手段(22)の検出情報に基づいて、混合湯の温度を目標温度に維持するように、前記混合比調整手段(9)を作動させる混合比制御、前記給湯栓(6)の開栓を検出する開栓検出手段(19)の開栓検出情報に基づいて、開栓状態にある間において、前記通風手段(4)を通風作動させ、且つ、前記バーナ(3)を出湯用の燃焼量にて燃焼させる出湯制御、前記開栓検出手段(19)による非開栓検出状態において、前記循環対象湯の温度を検出する循環対象湯温検出手段(21),(22)の検出情報に基づいて、循環対象湯の温度を目標温度に維持するように、前記循環ポンプ(11)を作動させると共に、前記通風手段(4)を通風作動させ、且つ、前記バーナ(3)を保温用の燃焼量にて燃焼させる保温制御、の夫々を実行するように構成された即湯式の給湯装置であって、前記制御手段(H)は、前記循環対象湯温検出手段(21),(22)の検出値が下限温度以下になるに伴って、前記循環ポンプ(11)の循環作動、前記通風手段(4)の通風作動、及び、前記バーナ(3)の燃焼作動を開始させ、前記循環対象湯温検出手段(21),(22)の検出値が上限温度以上になるに伴って、前記循環ポンプ(11)の循環作動、前記通風手段(4)の通風作動、及び、前記バーナ(3)の燃焼作動を停止する形態で、前記保温制御を実行するように構成され、さらに、前記出湯制御の終了に引き続き、前記通風手段(4)を設定時間通風作動させて前記水加熱用熱交換器(2)を冷却する冷却制御を実行するように構成されている即湯式の給湯装置。
IPC (2件):
F24H 1/10 302 ,  F24D 17/00
FI (2件):
F24D 17/00 M ,  F24D 17/00 P

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