リチウム二次電池正極活物質用リチウムマンガン複合酸化物の製造方法

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：大川宏
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-328078
公開番号（公開出願番号）：特開2001-143709
出願日： 1999年11月18日
公開日（公表日）： 2001年05月25日
要約：

【要約】【課題】組成の均一性および結晶性が高く、良好なサイクル特性を示す層状岩塩構造リチウムマンガン複合酸化物を、安価にかつ簡便に製造することのできる製造方法を提供する。【解決手段】 Mnを陽イオンとする塩を水に溶解させたマンガン塩水溶液と、金属元素Me(MeはAl、Feから選ばれる少なくとも1種以上)を陽イオンとする塩を水に溶解させたMe塩水溶液と、LiOHをH<SB>2</SB>O<SB>2</SB>水溶液に溶解させた水酸化リチウムH<SB>2</SB>O<SB>2</SB>水溶液とを混合させて混合溶液とし、該混合溶液中に複合酸化物前駆体を析出させ、次いで、析出後の前記混合溶液中において50°C以上110°C以下温度で前記複合酸化物前駆体を熟成させ、組成式Li<SB>z</SB>Mn<SB>1-x</SB>Me<SB>x</SB>O<SB>2</SB>(0<z≦1.2、0.05<x≦0.2)で表される層状岩塩構造リチウムマンガン複合酸化物を得る。

請求項（抜粋）：

Mnを陽イオンとする塩を水に溶解させたマンガン塩水溶液と、金属元素Me(MeはAl、Feから選ばれる少なくとも1種以上)を陽イオンとする塩を水に溶解させたMe塩水溶液と、LiOHをH<SB>2</SB>O<SB>2</SB>水溶液に溶解させた水酸化リチウムH<SB>2</SB>O<SB>2</SB>水溶液とを混合させて混合溶液とし、該混合溶液中に組成式Li<SB>y</SB>Mn<SB>1-x</SB>Me<SB>x</SB>O<SB>2</SB>・nH<SB>2</SB>O(0.05<x≦0.2、0<y≦1.5、0.1≦n≦1)で表される複合酸化物前駆体を析出させる析出工程と、析出後の前記混合溶液中において50°C以上110°C以下の温度で前記複合酸化物前駆体を熟成させ、組成式Li<SB>z</SB>Mn<SB>1-x</SB>Me<SB>x</SB>O<SB>2</SB>(0<z≦1.2、0.05<x≦0.2)で表される層状岩塩構造リチウムマンガン複合酸化物を得る熟成工程と、を含んでなるリチウム二次電池正極活物質用リチウムマンガン複合酸化物の製造方法。

IPC (4件)：

H01M 4/58 , C01G 45/00 , H01M 4/02 , H01M 10/40

FI (4件)：

H01M 4/58 , C01G 45/00 , H01M 4/02 C , H01M 10/40 Z

Fターム (35件)：

4G048AA04 , 4G048AB02 , 4G048AB05 , 4G048AC06 , 4G048AE05 , 5H003AA07 , 5H003BA00 , 5H003BA01 , 5H003BA03 , 5H003BB05 , 5H003BC06 , 5H003BD00 , 5H003BD01 , 5H014AA02 , 5H014BB00 , 5H014BB01 , 5H014BB06 , 5H014HH00 , 5H014HH08 , 5H029AJ14 , 5H029AK03 , 5H029AL06 , 5H029AL12 , 5H029AM03 , 5H029AM04 , 5H029AM05 , 5H029AM07 , 5H029AM11 , 5H029BJ03 , 5H029CJ02 , 5H029CJ08 , 5H029CJ11 , 5H029DJ17 , 5H029HJ02 , 5H029HJ14

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