特許
J-GLOBAL ID:200903031999749966
生鮮食料品用の紙製容器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
新実 健郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-037593
公開番号(公開出願番号):特開平7-223626
出願日: 1994年02月10日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】【目的】 紙を使用して、生鮮食料品の輸送等に効率よく使用できる容器を提供する。【構成】 防水性を有する紙製の平面状シートからなる外側シートAと中間シートBを、外側シートA上に中間シートBを載置した状態で折り曲げて形成するものであり、中間シートBがダンボールからなり、外側シートAの側面2a、2b、2c、2dと延長部分5a、5b、5c、5dの間に中間シートBの側面12a、12b、12c、12dを挟持されるようになっているため、側面及び底面共にダンボール層が存在した、断熱効果に優れた容器Xとなる。この容器Xは、外側シートAの襠部3の存在によって、水洩れがなく、また、外側シートAに形成された相対する一対の舌片6a、6cが把持可能な形状に形成されており、これを引き上げることにより、容器Xは、容易にシート状に解体できる。
請求項(抜粋):
共に防水性を有する紙製の平面状シートからなる外側シートAと中間シートBを、外側シートA上に中間シートBを載置した状態で折り曲げて形成するものであり、外側シートAが四角い底面1の四側辺の延長部が同一幅の側面2a、2b、2c、2dに形成されており、かつ隣接する側面2aと2b、2bと2c、2cと2d、2dと2aがぞれぞれ襠部3で連結されており、かつ各側面2a、2b、2c、2dの上端には、一定幅の折り曲げ部分4を介して上記側面2a、2b、2c、2dより少なくとも中間シートBの厚さだけ幅の狭い延長部分5a、5b、5c、5dが形成されており、該延長部分5a、5b、5c、5dの先端には、それぞれ折り曲げ用舌片6a、6b、6c、6dが設けられていること、及び短側面側又は長側面側のいずれか一方の相対する舌片6aと6c又は6bと6dが、把持可能な形状に形成されていること、並びに短側面側又は長側面側のいずれか一方の相対する延長部分5aと5c又は5bと5dの両側端に折り曲げ可能な延長片7が設けられているおり、中間シートBがダンボールからなるものであり、外側シートAの底面1と実質的に同一形状の底面11を有し、その四側辺の延長部には、側面12a、12b、12c、12dが、外側シートAの側面2a、2b、2c、2dの幅より少なくともダンボールの厚さだけ狭い幅に形成されているおり、かつ外側シートAの底面1の周囲、各側面2a、2b、2c、2dの上端、それに続く折り曲げ部分4と延長部分5a、5b、5c、5dの境界及び各側面2a、2b、2c、2dと襠部3の境界には、内側に曲げる折り曲げ線8が設けられ、折り曲げ部分4とそれに続く舌片6a、6b、6c、6dの境界、延長部分5a、5b、5c、5dとその両端に設けられた延長片7の境界及び襠部3の底面1の角から延びる対角線には、外側に曲げる折り曲げ線9が設けられており、中間シートBの底面11と側面12a、12b、12c、12dの間には、内側に曲げる折り曲げ線18が設けられていることを特徴とする生鮮食料品用の紙製容器。
IPC (2件):
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