特許
J-GLOBAL ID:200903032001746957

高速アンギュラ玉軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-088745
公開番号(公開出願番号):特開平7-004439
出願日: 1984年12月29日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】 潤滑切れによる保持器の自励振動を抑制し、異常音の発生を小さくすることができるようにした高速アンギュラ玉軸受を提供する。【構成】 外輪1と内輪10との間に円筒形の合成樹脂保持器20を組込む。保持器20にボール30を収納する円筒形のポケット21を形成する。そのポケット21の内径側端部の全周にわたってテーパ状縮径部22を形成し、その縮径部22とボール30との間に、周方向、軸方向および径方向に案内すきま23を形成する。軸受回転時、ボール30と縮径部22とを点接触させ、その接触点まわりに潤滑剤を流入させて潤滑切れを防止し、保持器の自励振動を抑制する。
請求項(抜粋):
(1)外輪と内輪との間に保持器を組込み、この保持器で複数のボールを支持したアンギュラ玉軸受において、前記保持器を円筒状とし、その保持器にボール組み入れ用の円筒形ポケットを形成し、各ポケットの保持器の内径側端部の全周にわたってボール案内用のテーパ状縮径部を設け、その縮径部とボールとの間に周方向、軸方向および径方向に案内すきまを形成し、各案内すきまを保持器の外周面と外輪の肩部間に形成された隙間、保持器の内周面と内輪の外周面間に形成された隙間および円筒形ポケットとボールとの間に形成された隙間より小さくしたことを特徴とする高速アンギュラ玉軸受。
IPC (2件):
F16C 33/38 ,  F16C 19/16

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