特許
J-GLOBAL ID:200903032005671870

記録装置のドット記録方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-284877
公開番号(公開出願番号):特開平11-115220
出願日: 1997年10月17日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】自然画のような中間階調表現を多用する記録に対してすじ状の濃度むらの発生を充分に低減する。【解決手段】複数のインク吐出口をライン状に配置したインクジェット記録ヘッドをインク吐出口の並びの方向である主走査方向に移動自在に配置し、この記録ヘッドに対して記録紙を回転ドラムに巻付けて副走査方向に移動させ、回転ドラムの回転と記録ヘッドの主走査方向の移動を同期させてドット印字を行う。そして、インク吐出口間の間隔をドット間の最小間隔の2倍とし、中間階調表現を多用する自然画を印字するときには、回転ドラムが1回転する間に記録ヘッドを主走査方向にドット間の最小間隔の2.5倍移動するとともに副走査方向に2ドット中1ドットの割合でドット印字し、主走査ラインにおける偶数ラインを奇数ラインに対して記録設定位置を1/2ドットずらす。
請求項(抜粋):
複数の記録素子を所定の間隔を隔ててライン状に配置した記録ヘッドを備え、この記録ヘッドに対して記録媒体をその記録ヘッドの各記録素子の並びの方向と直交する方向に相対的に移動させ、前記記録ヘッドの各記録素子で主走査方向にドット記録を行うとともに前記記録ヘッドと記録媒体との相対的移動により主走査方向のドット記録を副走査方向に移動させる記録装置において、前記記録ヘッドを各記録素子の並びの方向に移動自在に配置し、この記録ヘッドの各記録素子間の間隔を前記記録媒体に記録するドット間の最小間隔のN(N≧2の整数)倍とし、記録動作時、前記記録ヘッドに対して前記記録媒体が1回通過する間において、前記記録ヘッドを主走査方向にドット間の最小間隔のM(但し、MはN/Mが既約分数となる整数)倍だけ移動させるとともに前記記録ヘッドの各記録素子により副走査方向にR(R≧2の整数)ドット中1ドットの割合でドット記録し、主走査ラインにおける奇数ラインと偶数ラインとでドットの基本解像度に対する記録設定位置を変更可能にしたことを特徴とする記録装置のドット記録方法。
IPC (2件):
B41J 2/205 ,  B41J 2/515
FI (2件):
B41J 3/04 103 X ,  B41J 3/10 101 S

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