特許
J-GLOBAL ID:200903032006396300
溶射被覆材の封孔処理剤
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
坂間 暁 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-077020
公開番号(公開出願番号):特開平5-279834
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】【目的】 溶射被覆材の耐食性を大幅に高め、引火性や有害性を有する溶剤が不要な封孔処理剤を実現する。【構成】 レゾール型フェノール樹脂とクロム酸を含有する水溶液であって、これを水によって希釈し、この希釈液に溶射被覆材を浸漬した後、加熱し、溶射被覆材の被膜に存在する細孔をレゾール型フェノール樹脂とクロム酸により封孔することによって、従来の封孔処理剤では問題のあった腐食性の厳しい環境にも溶射被覆材が適用可能となり、耐食性、耐摩耗性が要求されるあらゆる製品に安価な溶射被覆材が適用可能となったことに加え、従来の有機系溶剤を用いた封孔処理剤で課題となっていた引火性、有害性の問題も解消することができる。
請求項(抜粋):
水に対して無限大の溶解度を有しその硬化温度が水の沸点より高いレゾール型フェノール樹脂とクロム酸を含有する水溶液であって、上記レゾール型フェノール樹脂の濃度範囲が0.1〜10wt%となり、クロム酸の濃度範囲が0.005〜0.05wt%となるように水で希釈して使用することを特徴とする溶射被覆材の封孔処理剤。
IPC (2件):
C23C 4/18
, C09D161/06 PHF
前のページに戻る