特許
J-GLOBAL ID:200903032009394464

動揺角検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-007823
公開番号(公開出願番号):特開平5-196475
出願日: 1992年01月20日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】 安価なレートセンサを恒温槽なしで用いつつオフセット誤差を低減する。【構成】 レートセンサである角速度センサ10のオフセット値を格納するオフセット補正レジスタ26を設ける。ステップトラック制御手段24によりオフセット補正レジスタ26の格納値を逐次漸減/漸増させ、加算器28により角速度センサ10を補正する。指向性アンテナ18による受信レベルが大となるよう、ステップトラック制御を実行する。さらに、残留オフセットやドリフトは、相補フィルタAの帰還ループにより除去する。帰還ループの帰還ループを切り換え制御することにより、動揺誤差を低減してトータルの誤差を抑制する。
請求項(抜粋):
搭載される移動体の動揺角速度を検知するレートセンサと、当該移動体の動揺角を検知する傾斜センサと、レートセンサの検知出力を瀘波する第1の相補フィルタ、傾斜センサの検知出力を瀘波する第2の相補フィルタ、及び第1の相補フィルタの出力と第2の相補フィルタの出力を合成する加算器を含み、レートセンサの検知出力と傾斜センサの検知出力とを相補的に合成し所定周波数領域で平坦な周波数特性としつつアンテナ制御系に供給する相補的合成フィルタと、を備え、アンテナの姿勢又はビーム制御の基礎となる動揺角を検出する動揺角検出器において、レートセンサのオフセット値を格納するオフセット補正レジスタと、オフセット補正レジスタの格納値をレートセンサの出力に加算又は減算して第1の相補フィルタに供給する手段と、受信レベルに応じてオフセット補正レジスタの格納値を逐次漸減/漸増させるステップトラック制御手段と、を備え、アンテナの受信レベルが大となるようレートセンサから相補的合成フィルタへの入力を補正することを特徴とする動揺角検出器。
IPC (3件):
G01C 21/00 ,  G01S 3/42 ,  G01S 3/44

前のページに戻る