特許
J-GLOBAL ID:200903032011028513

機械式ラツシユアジヤスタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹沢 荘一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-193636
公開番号(公開出願番号):特開平5-018214
出願日: 1991年07月09日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 螺合面を強制的に潤滑することにより、ねじ部の摩耗を抑え、耐久性、信頼性に優れる機械式ラッシュアジャスタを得る。【構成】 筒形ハウジング(筒状ボディ)(6)の内周面とアジャスタユニット(A)との間に形成された高圧油室(第1油室)(19)に、例えばエンジン作動中においてオイルギャラリ(流通路)(3)より、給油管(18)を介して圧油が供給されると、圧油は、摺動部材(第1部材)(8)と回動部材(第2部材)(15)との螺合部を通って低圧油室である空室(第2油室)(16)内に流動する。これにより、互いの螺合面は強制的に潤滑され、ねじ部(7)(14)の摩耗が抑えられる。
請求項(抜粋):
一端側の閉塞端面を、バルブ又はバルブ開閉用の動弁部材に当接させた筒状の第1部材と、同じく一端側を閉塞してなる筒状の第2部材とを、互いの開口部を対向させるようにして螺合するとともに、前記第1部材と第2部材との間に形成された空室内に、第2部材を第1部材に対して伸長させるべく回転方向のねじり力を付与する付勢手段を収容してなるアジャスタユニットを、回転カムにより駆動される筒状ボディ内に、前記第2部材の閉塞端面を該筒状ボディの内底面と当接させ、かつ前記第1部材を筒状ボディに対して回り止めして、軸線方向に摺動可能に嵌合してなる機械式ラッシュアジャスタにおいて、前記筒状ボディの内周面とアジャスタユニットにおける第2部材の閉塞端側との間に、第1油室を形成するとともに、前記第1部材と第2部材との間の空室を第2油室とし、これら第1及び第2油室のいずれか一方を潤滑油が流通する流通路に、かつ他方を該流通路内の油圧に対して相対的に低圧となる部分にそれぞれ連通したことを特徴とする機械式ラッシュアジャスタ。
IPC (2件):
F01L 1/22 ,  F01M 9/10

前のページに戻る