特許
J-GLOBAL ID:200903032018474675

長く伸びた対象物を電気化学的に処理するための方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 武久 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-509388
公開番号(公開出願番号):特表2000-516303
出願日: 1997年08月07日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】長く伸びた対象物、好ましくは棒状体の電気化学的な処理のための方法と装置とが記載される。上記方法を実施するために、対象物(10)はその端部を把持体(3)を用いて把持され、当該把持体(3)によって保持された対象物は、浸漬浴中に配置された電極(30)における縦軸を備え軸に平行な内壁を有した空所に、できる限り同心に軸線方向で挿入され、軸方向に変位可能で孔を開けられた少なくとも1つの遮蔽マスク(23,26)を、電気化学的に処理されるべきでない範囲の一部を電極から保護するように貫いて導かれる。上記対象物と電極とは更に電源の極と接続する。上記装置は少なくとも1つの電極(30)を内蔵し処理液体を収容するための容器(14)を含んでいる。電極は縦軸と軸に平行な内壁を備えた空所を有し、これに対象物が挿入可能である。更に装置は、空所の内部で軸方向に変位可能に配置され対象物の挿入のための開口を備え所定の範囲で対象物の電気化学的な処理を阻止可能なように形成された少なくとも1つの遮蔽マスク(23,26)並びに少なくとも1つの電源及び当該電源の接続極から電極までと対象物までの電気接続部を含んでいる。
請求項(抜粋):
長く伸びた対象物を電気化学的に処理するための方法にして、a)少なくとも1つの対象物(10)を端部で把持体(3)を用いて掴まえること;b)把持体によって保持された対象物を、浸漬浴内に配置された電極(30)における縦軸を備え軸に平行な内壁を有した空所へできる限り同心に軸線方向で移すこと;c)そして上記対象物は、軸線方向に変位可能で孔の明いた少なくとも1つの遮蔽マスク(23;26)を、対象物の電気化学的に処理されるべき範囲が上記内壁と向き合い電気化学的に処理されるべきでない範囲が上記電極から遮蔽されるように貫いて導かれること;d)上記対象物を電源の一方の極に電気的に接続し上記電極を電源の他方の極に電気的に接続することによって、陽極性乃至陰極性の浴電流を上記対象物に供給することの方法ステップを含んでいる方法。
IPC (2件):
C25F 3/14 ,  C25D 5/02
FI (2件):
C25F 3/14 ,  C25D 5/02 D
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • マスキング装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-316407   出願人:株式会社東芝, 東芝エフエーシステムエンジニアリング株式会社

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