特許
J-GLOBAL ID:200903032025238820

水質分析計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-078925
公開番号(公開出願番号):特開2000-275240
出願日: 1999年03月24日
公開日(公表日): 2000年10月06日
要約:
【要約】【課題】 試料水を希釈した際に、希釈水に含まれる目的成分により生じる誤差を補正することができる水質分析計を提供する。【解決手段】 希釈水3を検出部7に導いて目的成分を検出し、目的成分濃度算出部11により希釈水3の目的成分濃度を算出し、希釈水目的成分濃度記憶部13に記憶する。希釈部5により希釈水3を用いて試料水1を希釈して調製した希釈試料水を検出部7に導いて目的成分を検出し、算出部11により希釈試料水の目的成分濃度を算出し、試料水目的成分濃度算出部15に送る。また、希釈部5における希釈倍率を希釈倍率記憶部17に記憶する。算出部15は、希釈水3の目的成分濃度及び希釈倍率に基づいて得られる希釈試料水に含まれる希釈水3に起因する目的成分濃度を希釈試料水の目的成分濃度から差し引き、得られた値に希釈倍率を乗ずることにより、試料水の目的成分濃度を算出する。
請求項(抜粋):
試料水の希釈に用いる希釈水と、その希釈水を用いて試料水を希釈する希釈部と、被検水の目的成分濃度を検出する検出部と、検出部の検出信号に基づいて試料水の目的成分濃度を算出する演算部とを備えた水質分析計において、前記演算部は、前記検出部からの検出信号に基づいて被検水の目的成分濃度を算出する目的成分濃度算出部と、希釈水の目的成分濃度を記憶する希釈水目的成分濃度記憶部と、希釈部により、希釈水を用いて試料水を希釈して希釈試料水を調製するときの希釈倍率を記憶する希釈倍率記憶部と、希釈水の目的成分濃度及び希釈倍率に基づいて、希釈試料水の目的成分濃度を試料水の目的成分濃度に換算する試料水目的成分濃度算出部と、を備えていることを特徴とする水質分析計。

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