特許
J-GLOBAL ID:200903032028127272

方位測定機能を有する携帯型電子装置、同携帯型電子装置に好適な磁気センサ、及び同携帯型電子装置における方位測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大庭 咲夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-115250
公開番号(公開出願番号):特開2003-090726
出願日: 2002年04月17日
公開日(公表日): 2003年03月28日
要約:
【要約】【課題】 温度に応じて変化する永久磁石部品からの漏洩磁界によって方位測定の精度が低下することを防止する。【解決手段】 携帯電話機10は、CPU21と、X軸磁気センサ31、Y軸磁気センサ32、及び温度センサ33を含む磁気センサ30とを備えている。CPU21は、第1の温度、及び第2の温度で、X軸磁気センサの出力Sx、及びY軸磁気センサの出力Syに含まれる永久磁石部品からの磁界による影響分を測定し、同第1及び第2の温度とともに記憶する。そして、CPU21は、温度センサが検出する温度と前記記憶値とに基づいて、現在の温度でのX軸磁気センサの出力Sx、及びY軸磁気センサの出力Syに含まれる前記影響分を推定し、同推定値により前記出力Sx、及び前記出力Syを補正し、同補正された出力Sx、及び出力Syに基づいて携帯電話機10の方位を決定する。
請求項(抜粋):
永久磁石部品を構成部品として含む通信手段と地磁気を利用して方位を測定する方位測定手段とを備えた携帯型電子装置において、前記方位測定手段は、外部磁界に応じた出力を発生する磁気センサと、温度を検出するための温度センサと、前記検出された温度に応じ、前記磁気センサの出力に含まれる前記永久磁石部品からの磁界による影響分を推定するとともに同推定した影響分に基いて同磁気センサの出力を補正する補正手段と、前記補正された出力に基いて方位を決定する方位決定手段とを具備したことを特徴とする携帯型電子装置。
IPC (2件):
G01C 17/38 ,  G01B 7/30 101
FI (2件):
G01C 17/38 J ,  G01B 7/30 101 B
Fターム (11件):
2F063AA37 ,  2F063BA30 ,  2F063BD15 ,  2F063CB01 ,  2F063CC05 ,  2F063DA01 ,  2F063DA05 ,  2F063DA23 ,  2F063GA52 ,  2F063GA58 ,  2F063NA07
引用特許:
審査官引用 (7件)
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