特許

J-GLOBAL ID：200903032029001361

車両用前照灯

発明者： 高田 賢一
出願人/特許権者： 株式会社小糸製作所
代理人 (1件)： 森山 隆
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-204105
公開番号（公開出願番号）：特開2001-035218
出願日： 1999年07月19日
公開日（公表日）： 2001年02月09日
要約：

【要約】【課題】 プロジェクタ型の車両用前照灯において、灯具の見映えを損なうことなくオーバヘッドサイン照射光を得るようにする。【解決手段】 リフレクタ14と集光レンズ18との間に設けられた遮光板22の前面22bにおける上端縁22a近傍部位に、前方へ向けて斜め下方へ延びる上部傾斜面24aを有する突起部24を一体形成する。そして、上部傾斜面24aにおいてリフレクタ14の反射面14aの上部前端近傍領域14a1からの反射光を上方側へ偏向反射させることにより、集光レンズ18から上向きのオーバヘッドサイン照射光B1を出射させる。その際、突起部24の前端部24bを曲面状に形成し、該前端部24bと上部傾斜面24aとが滑らかに接続されるようにする。これにより、灯具を前方やや上方側から観察したとき集光レンズ18のレンズ作用により突起部24が拡大されて見えるが、外部光により明るく光って見える上部傾斜面24aに対して前端部24bが極端に黒っぽく見えてしまうのを防止する。

請求項（抜粋）：

車両前後方向に延びる灯具光軸上に設けられた光源と、この光源からの光を前方へ向けて上記灯具光軸寄りに反射させるリフレクタと、このリフレクタの前方側に設けられた集光レンズと、この集光レンズと上記リフレクタとの間に設けられ、該リフレクタからの反射光の一部を遮蔽して上向き照射光を除去する遮光板と、を備えてなるプロジェクタ型の車両用前照灯において、上記遮光板の前面における上端縁近傍部位に、前方へ向けて斜め下方へ延びる上部傾斜面を有し該上部傾斜面において上記リフレクタからの反射光を上方側へ偏向反射させる突起部が一体形成されており、この突起部の前端部が、上記上部傾斜面と滑らかに接続されるようにして曲面状に形成されている、ことを特徴とする車両用前照灯。

IPC (6件)：

F21S 8/12 ,  F21V 13/00 ,  F21S 8/10 ,  F21V 11/00 ,  F21W101:10 ,  F21Y101:00

FI (2件)：

F21M 3/05 B ,  F21M 3/14

Fターム (8件)：

3K042AA08 ,  3K042AC02 ,  3K042AC06 ,  3K042BB05 ,  3K042BC01 ,  3K042BD04 ,  3K042BE09 ,  3K042CB20

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 特開昭62-202401
  
• プロジェクタ型ヘッドランプ
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-193889   出願人：スタンレー電気株式会社
• 特開平1-232601