特許
J-GLOBAL ID:200903032034250531

溶血検体の調製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高島 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-351217
公開番号(公開出願番号):特開平10-179555
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 簡単な操作で、しかも採血から調製に至る間、血液が外気に曝されることのない、溶血検体の調製方法を提供すること。【解決手段】 採血筒と減圧採血管とを用いた採血において、採血筒Aの先端部に装着された採血針2の両端のうち、筒外側の先端(採血針先端)2aを血管内に穿刺し、採血筒A内に第1の減圧採血管Bを挿入し、筒内側の他端(採血針後端)2bを該管Bの栓体に刺通することによって血液を該管B内に採取し、該管Bを採血筒内から取り出した後に、採血針先端2aを、内部に溶血用液体6が封入された第2の減圧採血管Cの栓体に刺通することによって、前記採血針2の内部に残留した血液を該管C内に移行し溶血用液体6に溶解せしめて溶血検体とする。
請求項(抜粋):
(1) 一方の端面が開口し他方の端面が閉じられた筒状物の前記閉じられた側の端面に、両端がともに穿刺可能に仕上げられた採血針が該筒状物の内外を貫通した状態で装着された構造を有する採血筒を用い、(2) 該採血針の両端のうち、筒外側の先端を血管内に穿刺し、採血筒内に第1の減圧採血管を挿入し筒内側の採血針他端を該減圧採血管の栓体に刺通することによって、血液を該減圧採血管内に採取し、(3) 該減圧採血管を採血筒内から取り出した後に、前記採血針の筒外側の先端を、内部に溶血用液体が封入された第2の減圧採血管の栓体に刺通することによって、前記採血針の内部に残留した血液を第2の減圧採血管内に移行し溶血用液体に溶解せしめて溶血検体とすることを特徴とする溶血検体の調製方法。
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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