特許
J-GLOBAL ID:200903032035389126

走行抵抗測定方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大岩 増雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-337562
公開番号(公開出願番号):特開平9-178619
出願日: 1995年12月25日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 自動車の走行抵抗測定に、ダイナモ速度制御にて自動車の実走行惰行曲線に沿い運転することにより、短時間で走行抵抗を求める。【解決手段】 被測定車1をローラー2Rに載せ、ローラー2Rとダイナモメーター3Rを設定車速まで加速した後、ダイナモメーター速度制御にて実走行惰行曲線に沿い運転し、各速度における負荷吸収トルクをトルク計測部4で計測し保持する。また、各速度毎の減速度とダイナモメーター3R、ローラー2Rの慣性量から、慣性加減速トルク計算部5にて慣性加減速トルクを求め、トルク計測部4に保持している各速度毎の負荷吸収トルクから引くことにより、走行抵抗計測部6にて各速度毎の走行抵抗値を求め、各速度毎の走行抵抗値を直線補間し、全速度領域の走行抵抗値を求める。
請求項(抜粋):
走行抵抗を測定すべき被測定車の駆動車輪をローラーに載せ、このローラーをダイナモメーターによって設定車速まで加速した後、自動車の実走行惰行曲線に沿って速度制御して運転中の吸収負荷トルクのデータを計測し、その計測値とダイナモメーターの速度検出出力との関係を示すデータを保持し、一方、自動車の実走行惰行曲線の車速から換算した各速度区分別の慣性加減速トルクを計算し、上記保持された吸収負荷トルクと車速の関係を示すデータの各速度区分別吸収負荷トルクから、上記慣性加減速トルクを差し引き、このデータを走行抵抗値とするようにしたことを特徴とする走行抵抗測定方法。

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